泉野出町|猫好きの店主が作る特製オムニャイスがかわいすぎる「Bon Appetit (ボナペティ)」

泉野出町|猫好きの店主が作る特製オムニャイスがかわいすぎる「Bon Appetit (ボナペティ)」

木の扉を開けると、まるで家に帰ったような温かさに満ちている「カフェ&バー Bon Appetit (ボナペティ)」さん。
名物は猫の形をした愛らしいチキンライスの上に、ふわふわのオムレツを乗せた「オムニャイス」。
おいしいのはもちろん、思わず写真を撮りたくなるような見た目もかわいい料理とデザートをぜひお楽しみください。

かわいくておいしい!フォトジェニックなカフェ「Bon Appetit (ボナペティ)」

昼はカフェ、夜はバー。「ただいま」が似合うホッとできる場所

どこか懐かしい雰囲気のレトロな外観に、ポッと灯る小さな家のマーク。ドアを開ければ、気さくな店主が出迎えてくれます。

「金沢市総合体育館」の向かいにある「Bon Appetit (ボナペティ)」さん。お店の隣にある「宝寿し」さんを曲がって、数メートル行った先に専用駐車場があります。

お店の駐車場は4台。「金沢市総合体育館駐車場 P5」を目指すと分かりやすいそうです。

 

ランチタイムは名物のオムライスを求めてやってくるお客さんや常連さんで賑わうカフェ。雑貨を飾るのが好きだというオーナーの住田さん。訪問時は10月だったのでハロウィン風ですが、12月はクリスマスなど季節や気分によって、店内を飾り付けています。

 

夜になると店内の照明は落として、大人の雰囲気のバータイムに。

 

看板メニューはホテル出身のシェフ特製のオムライス

お店の看板メニューは、ホテルや個人の洋食店などで20年以上調理経験を積んだ住田さんが作る特製オムライス。なかでもチキンライスを猫型にした「オムニャイス」が大人気です。自宅にマンチカンとロシアンブルーの2匹の猫を飼っている猫好きの住田さんが「おもしろいから」という理由でメニューに取り入れたんだとか。ディナーメニューの黒板に書いてある「オムニャイス」のイラストがかわいいですね♡

ランチは「ミニボナセット(メイン、ミニサラダ) 1,700円(税込)」、「ボナセット(メイン、ミニサラダ、気まぐれデザート) 1,900円(税込)」、「ボナスペシャルセット(メイン、ミニサラダ、ミニ前菜、気まぐれデザート) 2,100円(税込)」のコース3種類。

「オムニャイス」が食べたい時は、メインからオムライスを選んでください。オムバーグ以外のオムライスメニューなら、注文時に「ごはんを猫にしてください」とオーダーすればライスを猫型にしてくれるそうです。

 

ふわとろオムライスの秘密は磨き上げられた職人技

さっそく「オムニャイス」を作っていただきました。住田さんは慣れた手つきでチキンライスを猫の形に整えると、「ここからが地獄なんですよ…」とポツリ。

住田さんが「地獄」と呼ぶこの工程は、卵をふわふわに仕上げるための最大の山場。熱さと時間との戦いです。よく溶いた卵を熱したフライパンに流し込むと、ジュワ!とおいしそうな音が響きます。ここで大事なのは、いかに手をすばやく動かすかというテクニック。フライパンと箸を手早く動かしてふわふわに焼き上げます。見学中、30枚ほど連写しましたが、その動きが速すぎてブレてしまいました。

ふわふわでツヤツヤでトロリとした完璧な半熟状態で火を止める住田さん。卵をふんわり仕上げる絶妙な火加減とタイミングは、ホテルの厨房や個人店の洋食店で習得したもの。20年以上料理人として経験を重ねた住田さんだからこそ作れる自慢の1品です。

 

猫好きにはたまらない!猫型のオムライスがかわいい♡

●ボナセット(メイン・デミグラスオムライス、ミニサラダ、気まぐれデザート) 1,900円(税込)

よりかわいい猫ちゃんを求める人は「デミグラスオムライス」がおすすめ。盛り付けがシンプルなので、猫ちゃんのかわいらしさが引き立つそうです。

猫背の丸いシルエットとお尻。後ろ姿もかわいい♡尻尾には具材のしめじが乗っていて模様のよう。この子特有の唯一無二のチャームポイントになっています。

オムレツ部分を上手く割れたら「お布団をかけて寝ているよう」に見えるということで、挑戦してみました。真ん中部分をそっと割ると、中からトロトロな半熟卵が出現!しめじやベーコンなどの具が入ったチキンライスとふわっふわ食感の半熟卵。そこに甘めのデミグラスソースが加わり、ひとくち食べた瞬間、幸せが口いっぱいに広がります。

 

「うちは既製品は使わず、基本何でも手作り」と話す住田さん。ランチコースについてくるサラダのドレッシングも手作りです。バルサミコ酢の酸味、玉ねぎの旨味と甘みにしょうゆマヨネーズがよく合います。

 

デザートは週替わりで1種類を用意。本物のチーズみたいな見た目の「穴あきチーズケーキ」や植木鉢で食べる「鉢植えティラミス」など、デザートにも遊び心が溢れています。

デザートで特に人気なのが「9」のつく日に提供される「クマさんプリン」。うつ伏せで眠るくま型ミルクプリンです。毛並みまでリアルに再現され、本物のぬいぐるみみたい!程よい甘さでプルンとした食感で軽い口当たりで、手作りのベリーソースとの相性は抜群です。

 

思わず写真に撮りたくなる!SNS映えスイーツ

●穴あきチーズケーキ 500円(税込)

まるで本物のチーズみたいな「穴あきチーズケーキ」を持ち帰りました。お店で食べる際はチョコレートソースが付きます。容器代としてプラス100円(税込)でテイクアウトが可能。デザートの種類や時期によってはテイクアウトができないこともあるので、お持ち帰りしたい場合は事前にお店に確認してくださいね。

 

●クマさんプリン 500円(税込)

「クマさんプリン」もテイクアウトしました。お店で食べる際は手作りのベリーソースが付きます。「クマさんプリン」はミルク味のシロクマとチョコレート味のクロクマがいるそうで、クロはなかなか登場しないレアキャラだそうです。数量限定の人気メニューなのでお店で食べたい場合は予約がおすすめ、テイクアウトしたい場合は予約が必須です。

気まぐれデザートは週替わりで1種類。今週のデザートはお店のインスタでチェックしてくださいね。

 

家のようにくつろいで欲しい。ロゴに込められた店主の想い

「見て楽しい。食べておいしいものを」をモットーとしている住田さん。そしてもうひとつ大切にしているのが「家にいるようにくつろいで欲しい」という想い。その想いをお店のロゴに込めて、家のマークにしました。

気さくな店主とのおしゃべりもこのお店の魅力のひとつ。初めて訪れた人でもすぐに心の距離が縮まる不思議な空気感があります。いろいろな話題を話しかけてくれるその笑顔に、つい長いしてしまう常連さんがいるのも頷けました。

まるで自宅に帰ったような温かさに満ちた「Bon Appetit (ボナペティ)」さん。家にいるように居心地が良くて、1度訪れたらきっとまた帰ってきたくなる、そんなカフェです。

INFORMATION

店名:

カフェ&バー Bon Appetit (ボナペティ)

住所:

金沢市泉野出町3-13-2
(駐車場4台)
※3名以上の来店は前日までの予約制(赤ちゃんも1名としてカウント)

電話番号:

090-9436-6614(予約対応は営業時間のみ)

営業時間:

11:00〜15:00(L.O14:00)最終入店13:30
18:00〜22:00(L.O21:00)最終入店20:30 

定休日:

木曜日(祝日営業)
水曜日はランチのみ営業

一人当たりの予算:

¥1,000〜¥3,000 ※現金支払いのみ

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
かもめ

かもめ

転勤族妻で全国を転々とすること5回。金沢の街並みが気に入りすぎて、金沢に家を購入。金沢を永住の地と決めたアラフォー主婦。好きなものは猫、古い物、カフェ、ひとり時間、雑貨と文房具、手帳とシール。今いる場所で、ささやかな幸せを大切にして生きていく。今日も金沢ライフを楽しんでいきたいと思います。