新竪町・幸町｜コーヒーの香りが小路に誘う、たどり着くのはこだわりのカフェ「dokidoki（ドキドキ）」

日常の一歩先へ。こだわりコーヒーと手作りおやつで自分だけの時間を。

新竪町・幸町エリア、コーヒーの香りが包む商店街のその先に

dokidoki さんがあるのは、タテマチストリートから新竪町商店街を抜けた先。

2022年にオープンして以来、こだわりのコーヒーとおやつで多くの人の心をつかんできました。私もそのうちの1人です。

駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがあります。

天気がいい日には近くをお散歩がてら、ゆっくり向かうのもおすすめです。

商店街の先にあるこのお店は、元々薬局だった建物。

一見「ここは何屋さん？」と思う不思議な佇まいに、思わず足を止めたくなります。

すっきりとした作りに、所々据えられた古道具がアクセント

ちょうど寒くなり始め、ストーブのじんわりとした暖かさが迎えてくれた店内

テイクアウトを待つ時間にちょうどいいベンチ

豊富なコーヒーメニュー

dokidokiさんの魅力のひとつが、豊富なコーヒーメニュー。

エスプレッソドリンク：季節限定も含めて10種類以上、ショット追加やミルクの変更などのカスタマイズも可能

ドリップコーヒー：ブレンドは中煎り・深煎り・デカフェ、シングルオリジンは浅煎り、深煎り

コーヒー豆はオープン当初より宮崎県・ROSSA COFFEEさんのものを使用。

浅煎りは東京都・Raw Sugar Roastさんのもので、最近取扱いを始めたそうです。

そのほかリンゴジュースなどもあります。

その日最初の一杯にアメリカーノを

●アメリカーノ/HOT 500円（税込）

私のおすすめはアメリカーノ。

すっきり目覚めた朝にぴったりな軽やかな味わいで、店主・裕紀子さんのおすすめでもあります。

初めて飲んだときは、ふわっと広がる優しい香りと雑味がない口当たりの良さに驚かされました。

「持って帰りたいくらいおいしい」スコーン

●コーヒースコーン 450円（税込）

合わせたのはコーヒースコーンです。スコーンはお店の定番人気商品。

エスプレッソがたっぷりと使われたスコーンは、どこから食べてもコーヒーの風味をしっかりと感じられます。

スコーンのあとにアメリカーノを口に含むと、より香りが感じられ、食べた後の口の中をさっぱりとさせてくれます。

左：ほのかに塩気を感じるプレーン　真ん中：チョコフレークぎっしりのチョコスコーン　右：今回いただいたコーヒースコーン

「おいしいものを作る原動力は、おいしいものを食べたとき」

聞くと、もともとスコーンが特別好き、というわけではなかったそうです。

きっかけは海外のカフェで出会ったスコーン。「家に持って帰りたいくらいおいしい！自分でも作りたい！」と心を動かされたそうです。そこから試作を重ねて完成させました。

翌日の朝食用に買われる方もいるそうで、まさに「持って帰りたいスコーン」をご自身でも実現されています。

季節のおやつが教えてくれる旬のくだもの

旬のものを食べることを大切にしている裕紀子さん。季節のくだものを使ったおやつも魅力的です。

最近ではフレッシュな桃がのったティラミスや、タルトタタンからヒントを得たスコーンタタンが人気でした。近くの八百屋さんとの会話や、遊び心から生まれるアイデアいっぱいのおやつが楽しめます。

お店で出会えるのは、旬が感じられるほんのひと時。季節のおやつはInstagramのストーリーでお知らせしています。新しいメニューが登場するタイミングも見逃せません。

「なるべく広く、いろんな人の気持ちに応えたい」

店主の裕紀子さんは「幅を広げたい」と繰り返していました。

おやつの種類は、いつの間にか増えていたそうです。ドリンクも、まだまだ挑戦したいものがあるとのこと。

その根底にはお客様に喜んでもらいたい気持ちがありました。「幅広く、いろんな人の気持ちに応えたい」と思う気持ちそのものがdokidokiさんの要です。

「ひとりひとりの要望に応えたい」という思いは、メニューや店作りに表れています。

カフェタイムを楽しむ人、本を読みながら過ごす人、家族で訪れる人…どんなシーンでも心地よく過ごせる空間。

初めてお店に行くときの、少し緊張しつつもワクワクする気持ち。

その”dokidoki”も優しく包んでくれるお店です。ぜひ、あなたも訪れてみてください。

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