泉本町|明治44年創業の老舗が仕掛ける“新しい和菓子のカタチ”「菓ふぇMURAKAMI 本社店」
泉本町、横川の交差点から山の方へ少し進んだところにある、木の格子と暖簾が目印のお店「菓ふぇMURAKAMI(カフェむらかみ)」さん。
美しい暖簾(のれん)をくぐると、そこには日常の忙しなさをすっと忘れさせてくれるような、心地よく澄んだ空間が広がっています。
昔ながらの雰囲気がありながらも親しみやすさもある店内でいただく和スイーツは非日常を味わわせてくれます。
目次
心を満たすかき氷と自分に還るひとときを「菓ふぇMURAKAMI 本社店」
伝統を受け継ぐ、新しい和菓子のカタチ
明治44年創業の老舗「和菓子村上」さん。その伝統のバトンを大切に受け継ぎながら、現代のライフスタイルにそっと寄り添う“新しい和菓子のカタチ”を提案しているのが、「菓ふぇMURAKAMI」さんです。
店舗の隣に大きな駐車場があり、車での来店にも便利。ふと目に留まる美しい暖簾(のれん)が目印です。

お店の顔として迎えてくれるエントランスの「のれん」も、五感を満たしてくれる大切な要素。
加賀友禅作家・前田さん(毎田染画工芸)の手によるもので、シーズンごとに掛け替えられます。
今は夏らしさを運ぶ、涼やかで美しい「水色」。
これが秋や冬に向けてどんな色に変わっていくのか、季節の変わり目に訪れる愉しみをそっと添えてくれます。
暖簾をくぐると、贈答用やお土産でおなじみの「和菓子村上」さんの商品がずらりと並んでいます。

「お団子1本からでもお気軽にお越しください」とマネージャーの村上さん。

夏にぴったりの葛まんじゅうもありました。

カフェスペースに進むと、そこには日常の忙しさをすっと忘れさせてくれるような、心地よく澄んだ空間が広がっています。
昔ながらの雰囲気がありながらも親しみやすさもある店内。

お庭の見えるカウンターもあるので、1人でも利用できます。
私が訪問したときは子連れのママがお子さんとかき氷を幸せそうに食べていて私も幸せな気持ちになりました。

和と洋が美しくほどけ合う、心ときめくメニューの数々
メニュー表を開くと、そこには老舗の伝統を守りながらも、現代的なエッセンスが散りばめられた魅力的なラインナップが広がっています。
職人が丁寧につくる「みたらし」や「よもぎ」といった、昔ながらのお団子やどら焼き。
その一方で、どら焼きを現代風に華やかにアレンジした「どら焼きケーキ」や、美しく絞り出されたモンブランなど、目移りしてしまうほどフォトジェニックな和スイーツも並びます。
そして今回いただいた「日本茶×ハーブティー」など、ドリンクメニューのバリエーションも本当に豊か。
伝統的な和菓子の枠にとらわれない新しく自由なエッセンスは、訪れるたびに新鮮なワクワク感を届けてくれます。

生菓子メニューも豊富です。

今回は、9月中旬までの限定メニューのかき氷と、お店おすすめの日本茶×ハーブティーをいただきました。

贅沢なあんこが主役。「上林金沢茶舗」の抹茶を使用したかき氷
●抹茶 1,200円(税込)
夏といえば毎年大人気のかき氷です。
今年はなんと、昨年よりもさらに抹茶のグレードがパワーアップして私たちを迎えてくれます。
贅沢にあしらわれているのは、加賀藩前田家ゆかりの歴史を持つ「上林金沢茶舗」さんが厳選した、最高級の宇治抹茶。その上に金箔がかかっています。
目の前に運ばれてきた瞬間、高級感とその美しい佇まいに思わずうっとり。
スプーンを入れると、驚くほどふわふわで繊細な氷。
ひとくちごとに、口いっぱいに広がる濃厚な抹茶の旨味と、凛とした高貴な香りに、思わず深呼吸したくなります。
そして、食べ進めると現れるのが、絶妙な存在感を放つ艶やかな「あんこ」。
このあんこが氷と一緒に溶けて口の中にいっぱい広がっていくんです!
抹茶の心地よい苦味と、職人仕込みの優しい甘さのあんこが織りなす美しいハーモニーは、まさに大人のためのご褒美スイーツ。
かき氷メニューは9月中旬までの期間限定です。
まだまだ暑さの残る時期まで、長く愉しめるのが嬉しいですね。
和菓子の基本は、美味しい餡づくりから
かき氷の美味しさに感動し、餡づくりについて伺いました。
カフェに併設された工場があり、そこで最初の小豆選びから豆を炊き上げる工程まで、すべて職人たちの手作業で行われているそうです。
開発した商品とベストの餡が出会えるのは、このこだわりがあるからこそ。
30年以上も餡を炊き続けた熟練の職人は、手を抜かず、楽をせず、当たり前のことをただひたすらに積み重ねています。
その日の気温や用途に合わせて絶妙に調整される“職人技”があるからこそ、私たちはここでしか出会えない「作りたて」のみずみずしい美味しさに、心まで満たされるのです。
和菓子に合う日本茶×ハーブティー
伝統をモダンに愉しむ仕掛けは、お茶のラインナップにも。
日本茶の枠を超え、私たちの心と身体を優しくほどいてくれる日本茶とハーブティが合わさったメニューやオリジナルブレンド茶が用意されています。

●紅茶×ローズレッド×ダマスクローズ 550円(税込)
今回いただいたのは「紅茶×ローズレッド×ダマスクローズ」。
クリアなガラスのティーポットの中で、ゆっくりと花びらやハーブがほどけていく様子を眺めているだけで、慌ただしい日常から離れ、自然と「自分のための大切な時間」へと還っていくのを感じます。
温かいお茶をひとくち含むと、ローズの香りと風味が口いっぱいに広がり一気に非日常に連れていってくれます。
冷たいかき氷との相性もバッチリ!
一緒に味わえば、内側からエネルギーが満ちていくような特別なリラックスタイムを過ごせます。
お団子1本から気軽に。いつでも「そっと寄り添う」場所へ
「もっともっと地域に根ざした場所にしていきたいですね。近所のおじいちゃん、おばあちゃんが『ちょっとお茶でも飲みにいこうか』と、お散歩がてら寄ってくれるような。お団子1本だけでも、気軽に立ち寄っていただけるお店が理想です」
マネージャーの村上さんが穏やかな笑顔で語ってくれた未来の姿。それは、「いつの日も、お客様のそばにそっとよりそう存在でありたい」という、「和菓子村上」さんが創業から大切にしてきた想いそのものです。
ちょっと気分をリフレッシュしたいとき、大切な友人と心地よい時間をシェアしたいとき。
伝統の技が詰まった美味しい和菓子と、五感が喜ぶ美しい空間が、私たちの心を満たしてくれます。
今週末は「菓ふぇMURAKAMI」さんで、日常を少しだけ特別にする、心地よいひとときを過ごしてみませんか?
INFORMATION
店名:
菓ふぇMURAKAMI 本社店
住所:
石川県金沢市泉本町1-4
(駐車場20台)
電話番号:
076-242-1411
営業時間:
10:00〜17:00 (L.O.16:30)
※ショップスペース 8:45〜17:30
定休日:
なし
一人当たりの予算:
200円~1500円
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。







