片町|金沢の旬の味覚を堪能!職人技が光る割烹「一十百(かずとも)」

片町|金沢の旬の味覚を堪能!職人技が光る割烹「一十百(かずとも)」

県外の友達が、金沢に遊びに来る。ぜひ金沢のおいしいものを食べてほしい。
そう思った時は、ここ!

今年50周年を迎えた割烹「一十百(かずとも)」さん。
ここに連れてくれば間違いない!そんなお店です。

繊細で美しいお料理と温かいおもてなしに感動!割烹「一十百(かずとも)」

繁華街から少し離れた、落ち着いたお料理屋さん

金沢の繁華街・片町から少し足を伸ばした場所にあるのが割烹「一十百(かずとも)」さん。
北鉄バス「片町」バス停から徒歩5分、片町スクランブル交差点から長町方面へ少し進んだところに位置し、アクセスも良好です。
駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。

一十百(かずとも)の外観繁華街から少し離れているので、静かで落ち着いた雰囲気です。今年でなんと50周年!

一十百(かずとも)のカウンター席店内は、おひとり様でも気軽に利用できるカウンター席が9席。

一十百(かずとも)の半個室カウンターの向かいには半個室もあります。小さなお子様連れでも安心ですね。

一十百(かずとも)の団体席奥のテーブル席は最大14人まで利用可能。様々なシーンに合わせてくつろぎの時間を過ごせます。

2階にはお座敷があり、貸切にもできますよ。

 

旬の味覚を味わえるコースメニュー

一十百(かずとも)のメニュー「一十百」さんで人気なのは、能登、加賀、金沢と名付けられた、季節の食材を使ったコース料理です。

単品メニューや地酒などもあり、お好みに合わせて楽しめます。

 

見た目も味も感動! 趣向を凝らした美しいお料理

●一十百コース 加賀(料理8品) 5,500円(税込)

〈コース内容〉

付き出し・お造り・煮物・焼き物・天ぷら・酢の物・氷見うどん・フルーツ

●付き出し一十百(かずとも)の付き出し運ばれてきた瞬間「うわー!」と声をあげてしまうくらい美しい前菜。

かわいい金魚はミニトマトでできています。そこから時計回りに、エビのラー油醤油、タコのしそあえ、ホタテのバター醤油カレー味、ナスの煮びたし、スナップエンドウとヤングコーン、マグロの漬け、真ん中はもずく。

1つひとつが丁寧に作られており、バラエティ豊かな味わいを楽しめます。

ミニトマトでできたかわいい金魚ところてんの上を涼しげに泳ぐ金魚。可愛すぎませんか? 目はチーズとナスの皮で作ってあるそうです。
食べるのがもったいない…!

●お造り一十百(かずとも)のお造り左からマダイ、マトウダイ、奥がヒラマサ、右がアカイカと甘エビ。これまた盛り付けが美しい…!
どれも新鮮で上品な味わい、甘エビはその名の通り口の中で甘くとろけていきました。
真ん中にある穂紫蘇(ほじそ)の花をこそげ落としてお刺身と一緒に食べるのがまたおいしいんです。

●煮物一十百(かずとも)の煮物煮物は、うなぎ豆腐。お豆腐の上に、左からだし巻き卵、うなぎ、揚げなすがのせられています。ラディッシュ、ミョウガ、オクラが添えられて彩りも鮮やか。
だし巻き卵はふんわり、うなぎはふっくら、揚げなすはじゅわっ。
お豆腐のなめらかさ、自家製タレと相まってなんとも贅沢な1品です。

●焼き物一十百(かずとも)の焼き物焼き物は、ヤナギサワラのチーズ焼き(右)。ふっくらとしたヤナギサワラに田楽みそ、シイタケとエリンギにチーズがとろりとかかって、濃淡のハーモニーが楽しめる味わいです。
左は金時草のだし和え。金時草は加賀野菜の1つで、独特のぬめりが特徴です。とろりとしながら食感はシャキシャキ。地元でしか味わえないレア感がたまりません。

●天ぷら一十百(かずとも)の天ぷら天ぷらは、左から稚鮎(ちあゆ)、モロッコインゲン、トビウオのしそ巻き、とうもろこし、まいたけ。
稚鮎は、アユ特有のほのかな苦味が上品。トビウオは身がふわふわで大葉がいいアクセントに。
どれも衣がサクサクで、夏の恵みを感じる天ぷらでした。

●酢の物一十百(かずとも)の酢の物酢の物は、サーモン・イカ・カンパチのきゅうり巻きと、タコ、バイ貝。大根おろしときゅうりの醤油だれがかけられています。プリプリ、コリコリ、シャキシャキと、食感の違いを楽しみながら味わいました。

●氷見うどん一十百(かずとも)の氷見うどんおとなり富山県の、有名な氷見うどん。しっかりコシがあって、のどごしはなめらかです。

●フルーツ一十百(かずとも)のフルーツフルーツは、スイカ、ブドウと、真ん中に水ようかん。ペンギンの形がとってもキュート!

訪れたのは7月で、お料理は爽やかな初夏を感じられる品々でした。どれも丁寧な職人技が光り、旬の味覚を堪能することができました。

 

単品メニューの人気No.1はこれ!

ちなみに単品メニューの1番人気はこちら。

●豚の角煮 990円(税込)ツヤッツヤ!

一十百(かずとも)の豚の角煮プルプルとした弾力と、お箸でスッとほぐれる柔らかさ。口に入れた瞬間、とろけるような甘みと旨みが口いっぱいに広がります。

50年変わらないこの味は、手間暇を惜しまず、ほぼ1日がかりで作るそう。常連さんはもちろん、外国からのお客様からも大絶賛されているそうです。

 

「一十百」の要は、驚きのお料理とおもてなし

今年50周年を迎えた大衆割烹「一十百(かずとも)」さん。
店名には、末広がりという意味が込められているそうです。

一十百(かずとも)の若女将と大将お店を営むのは、安藤さんご夫婦とその息子さんご夫婦。
ご家族で、いつも温かく迎えてくれます。

「見た目も味も、驚いてほしい。お客様に喜んでもらいたい」

その言葉通り、運ばれてくるお料理はどれも「うわー」と声が出てしまうほど美しく、ひとくち食べれば「!!!」と感動の連続です。
家庭ではまず真似のできない丁寧で繊細なお料理の数々は、お客様を喜ばせたいという思いから生まれているんですね。

そしてもうひとつ、大切にしているのは「おもてなし」
訪れる人が心ゆくまでお料理を楽しめるよう、細やかな心遣いと温かい声かけを絶やしません。

お料理も、事前にリクエストしておけば柔軟に対応してくれます。「おいしい貝類が食べたい」「県外の友人を連れて行くので、金沢でしか味わえないものを」などとお願いしておけば、あとはわくわくしながら待つだけ! きっと予想を超える形で地元の旬の味覚を提供してくれるでしょう。

一十百(かずとも)のスイカ彫刻

職人技が光る金沢の旬の味わいと温かいおもてなしに包まれるひととき。
あなたも「一十百(かずとも)」さんで贅沢な時間を過ごしてみませんか。

INFORMATION

店名:

一十百(かずとも)

住所:

石川県金沢市片町2丁目26-16
(駐車場なし・近隣にコインパーキングあり)

電話番号:

076-221-8057

営業時間:

17:00~22:30

定休日:

日曜日・祝日

一人当たりの予算:

¥5,000〜

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
まつ

まつ

編集長

金沢在住20年。だけどまだまだ知らないことがいっぱい。みなさんと一緒に金沢の新しい魅力を見つけていくのが楽しみです。 がんばる人を応援するのが好き。メディアもメンバーも、ともに成長していける編集部を目指します。