東金沢|アジアごはんと無添加おはぎのこだわり創作料理を味わう「ASIAGOHAN to OHAGI ZEN(アジアごはんとおはぎ ぜん)」

東金沢|アジアごはんと無添加おはぎのこだわり創作料理を味わう「ASIAGOHAN to OHAGI ZEN(アジアごはんとおはぎ ぜん)」

みなさん、「パッタイ」ってご存知ですか?
タイ発祥の焼きそばのような料理で、米粉麺が特徴。
……と言いつつ、実は私、つい最近まで知りませんでした。

でも、食べてみたい!世界のごはんに興味はある!

そんな気持ちを満たしてくれるのが、「ASIAGOHAN to OHAGI ZEN」。
気軽に本格的なアジアごはんと、こだわりのおはぎが楽しめるお店です。

お客様とスタッフに寄り添い、居心地の良い環境とこだわりアジアごはんを提供するお店「ASIAGOHAN to OHAGI ZEN」

おはぎとアジアごはん、異色の共演


「ASIAGOHAN to OHAGI ZEN」は、東金沢駅から徒歩11分。
住宅街の中にありながら、可愛い看板が目印で、すぐに見つけられます。


駐車場は店舗前と、道を挟んだ向かい側で計10台程度あり、車でも安心して訪れることができます。

今年で創業25年目。
モダンな店構えと創作アジア料理からは、最近できたお店のように感じるかもしれません。

実はこのお店、ご夫婦で営まれていて、ランチ担当は店主の真田貴史さん、おはぎ担当は彬乃(あきの)さん。

創業当初は、貴史さんのお父様が「おはぎの店」として開業されたそう。
その後、バックパッカーとして旅をしていた貴史さんが、タイ料理に魅了され、料理を提供し始めたことから、「アジアごはん」と「おはぎ」が共存する現在のスタイルに至ったのだそうです。

 

個性豊かなおはぎに迎えられる店内

お店に入ると、まず目に入るのはショーケースに並ぶ個性豊かなおはぎたち。
訪問時間が遅くなると売り切れてしまうこともあるので、気になる方はぜひお早めの訪問を!

さらに奥に進むと、木の質感が心地よいおしゃれなカウンターと、テーブル席、個室の小上がり席も1席あり、落ち着いた時間が過ごせます。

カウンター席

テーブル席

小上がり席

週替わりで楽しめる、満腹アジアごはんランチ

「ASIAGOHAN to OHAGI ZEN」では、週替わりのランチセットが楽しめます。

 

●お昼のアジアご飯セット(週替わり) 3,030円(税込)
(※主菜の種類や量によって価格は変動。基本価格は2,680円(税込))

 

〈セット内容〉
・前菜プレート
・主菜
・ドリンク
・デザート(おはぎ または 本日のデザート)

料理はコースのように1皿ずつ提供され、写真を撮りたいとお願いしたところ、すべて一緒に出していただけました。
そんな心配りも嬉しいポイントです。

一式並べると、圧巻!華やか。
見た目からもう、満腹になれるセットということが伝わってきます。

 

前菜はどれも丁寧につくられていて、揚げ春巻きは生地がもちっと。
魚の旨みがじゅわっと広がり、自家製チリソースが甘さの中にピリッと辛みを効かせてくれます。

さつま揚げはふわじゅわ。
生春巻きにはメロンや新生姜、きゅうり、生ハムなどが巻かれていて、それぞれの風味や食感が絶妙なバランス。
サラダに使われている野菜は、有機栽培。臭みがなく、手作りドレッシングとの相性も抜群です。

 

主菜は「週替わり」をチョイス。
今週はタイ風焼きそば「パッタイ」でした。


米粉で作られた麺はしっかりとした歯ごたえがあり、ソースが麺に絡みつく、まとわりつく!
甘みのあるソースが幸せを呼び寄せます…。
そして麺の下にもたっぷり隠された、いかとぶっりんぶりんのエビ。


添えられたレモンや卓上調味料で味変を楽しみながら、最後まで大満足。

ドリンクは自家製マナオレモングラスソーダを選択。
爽やかで炭酸が優しく、すっきりとした後味がランチにぴったりでした。

本日のデザート「オランジェチーズケーキ」。
ほんのり香るオレンジとチョコソースが相まって、オランジェットのような上品な味わい。

全部食べ終わる頃の満足感が高すぎました…。

 

無添加・低糖質!驚きのバリエーションおはぎ

ランチセットでおはぎを選ばなかった方もご安心を。
おはぎはテイクアウトで購入可能です。

種類は常時8〜10種ほどあり、どれも見た目も味も個性が光ります。

〈定番のラインナップ〉
・北海道小豆粒あん
・金沢有機きなこ
・加賀棒茶
・宇治抹茶と黒豆
・アーモンドココナッツ

加えて、季節の味がいくつか並ぶそう。
25年前の創業当初から、こんなにバリエーション豊かだったというから驚きです。

●加賀棒茶 265円(税込)
●こし餡とローストピスタチオ 290円(税込)
●大脇昆布店さんの手削り昆布 260円(税込)

加賀棒茶のおはぎ(下)は、ひと口でふわっと香りが広がり、あんこなのにさらりと食べやすく、少し塩味のあるおもちと相性バツグン。

ピスタチオのおはぎ(右)は、あむっと大口で食べるともっちり、餡の甘み、ピスタチオの食感が口の中で混ざり合ってお口の中が幸せになります。

そして手削り昆布のおはぎ(上)。
これはもう、おかずとスイーツの間!まさに唯一無二の存在です。

(写真提供:ASIAGOHAN to OHAGI ZEN)

どのおはぎもお店の土鍋で炊いた餡が甘さ控えめで、ぺろりとたくさん食べられる味わいです。
そして無添加で低糖質。

さらにこれらのおはぎのほとんどがアレルギーがある子でも食べられるもの。
「ケーキが食べられないような子でもおはぎが食べれたらいいな」という想いから、卵・小麦・乳製品などのアレルギーのものを使用せずに作られているそう。
そんな想いにあたたかさが感じられてほっこりしました。

 

“居心地の良さ”の本質は、スタッフ第一の考え方

(写真提供:ASIAGOHAN to OHAGI ZEN)

「心地いいお店であるために、まずスタッフが楽しく働ける環境を整えること」
これが「ASIAGOHAN to OHAGI ZEN」さんが1番大切にしていることだそう。

スタッフが元気で楽しく働いていると、お客さんもハッピーになれて、居心地のいい空間になるとのこと。
そのために、まずは“根本”から。
スタッフの働きやすい環境づくりを何より大切にし、結果的にお客様の居心地のいい空間につながっていると感じました。

そして接客スタイルも、タブレットなどのIT機器は使わず、あくまで“人と人”。
「話したい人には話しかける、話しかけてほしくない人には静かに過ごしてもらう」。
そんな柔軟な対応に、人に寄り添うお店の姿勢が表れています。

「美味しければOK!」「食べたいものを食べよう!」と笑う彬乃さんの笑顔が印象的。
気取らず自然体で、お客様もスタッフも心地よく過ごせる、そんな空間がここにはありました。

 

テイクアウト・店舗シェアも。地域に開かれた食の場所

「ASIAGOHAN to OHAGI ZEN」では、ランチやおはぎの他にも、
・テイクアウト弁当
・オードブル
・お店がお休みの時間帯のキッチンレンタル/POP UP
などの取り組みも行っています。

予約が必要なのでみなさん事前予約をお忘れなく!
公式Instagramでは、週替わりランチの情報をはじめ、テイクアウトやレンタルキッチンなどの情報も随時更新されているので、チェックしてみてください。

スタッフのみなさんが笑顔で明るく迎えてくださり、目を合わせての挨拶がとても心地よく、店内には前向きな空気が流れていました。

普段あまり食べないアジアごはんも、とってもおいしくて、ちょっとした非日常が味わえるひととき。
疲れた心がふっと軽くなって、気づけば心も明るくなっていました。

ぜひ1度、足を運んでみてください。

INFORMATION

店名:

ASIAGOHAN to OHAGI ZEN

住所:

石川県金沢市神宮寺2丁目10-11
(駐車場 約10台)

電話番号:

076-251-1060

営業時間:

ランチ 11:00〜15:00(14:30 L.O)
おはぎ 11:00〜16:00(なくなり次第終了)
テイクアウト 11:00〜16:00(14:30 L.O)

定休日:

日曜日・月曜日(POPUP・間貸し)

一人当たりの予算:

¥2,000〜¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
おけさく

おけさく

ライター

金沢に住み始めて1年。イラストを描くことが好きで、グッズ制作にも取り組んでいます。やると決めると気づけば全力になっていて、成功を目指して一所懸命取り組みます。読者の皆さんだけでなく、他のライターの皆さんや編集長とも協力して、カナミー金沢を一緒に盛り上げていきたいです!