
金沢の春の夜空を彩ったドローンショー!「2025春・夜桜スペシャルドローンショー in 金沢」
複数のドローン(無人航空機)が空中にさまざまな光の演出や動きを描く、ドローンショー。
新しい形のエンターテイメントとして人気です。
今回は、500機のドローンが金沢の夜を彩ったドローンショーと、その背景にある想いをご紹介します。
目次
auスマホで衛星と直接通信!KDDI新サービス「au Starlink Direct」提供開始記念ドローンショー|PR
ドローンショーの始まり
4月12日(土)、金沢市内でドローンショーが開催されました。
少しずつ日が落ちて、淡いピンクの桜が暗がりに映え、空には朧月が美しく見える頃、ドローンショーがスタート。
星のようにキラキラと光る無数のドローンが夜空に舞い上がります。
これから何が始まるんだろう、とわくわくしながら見ていると
やがて光の粒がきちんと整列し、文字の形に!
こんなにはっきりと読めるなんてすごいですね。
このドローンショー、全国3都市(東京、名古屋、金沢)同時開催なのだそうです。
これは国内初の試みだとか。
東京や名古屋でも今この瞬間に同じショーを見ている人がいるんだなと思うと、なんだか不思議な気分になりました。
夜空に浮かぶQRコードから音声も楽しめる演出
今回は、夜空に描かれたQRコードをスマートフォンで読み取ることで音声も同時に楽しめるという企画。
スマホをかざしてみると、本当にQRコードを読み取ることができました!
その間にも、夜空には次々と光のアートが描き出されていきます。
こちらはauのCMでおなじみの「三太郎」のキャラクター。
東京、名古屋、金沢で、それぞれ異なる三太郎のモチーフが描かれているそうです。
他の都市のショーも見てみたくなりますね。
ドローンの技術に驚き
約15分間のショーは、わくわくしながら眺めているとあっという間でした。
初めて見たドローンショーでしたが、色や形の美しさはもちろん、その緻密さと技術力の高さにただただ驚かされました。
ドローンショーに込められた想い
今回のドローンショーは、KDDIの新サービス「au Starlink Direct」の提供開始を記念して開催されました。KDDIの浅葉さんにお話を伺いました。
auのスマートフォンが衛星と直接つながるという、日本初のサービスが4月10日にスタート。
空が見えれば圏外エリアでもテキストメッセージの送受信が可能だそうです。
また、緊急時の速報受信や位置情報の共有もできるとのこと。
このサービス開始に合わせて企画された今回のドローンショーでは、初の試みとして国内3都市(東京、名古屋、そして金沢)での同時開催が実現しました。
大都市である東京、名古屋に加え、金沢が開催地に選ばれた背景には、2つの理由がありました。
まず1つ目は、KDDIと石川県が復興支援協定を締結し、能登の復興に向けドローンを活用していくということ。
2つ目は、ドローンショーを行う「株式会社ドローンショー・ジャパン」の本拠地が金沢だという地域的なつながりがあること。
ご存知のように、石川県では2024年1月1日に能登半島地震が発生しました。
大きな被害とともに連日報道されたのは孤立集落の多さです。
道路の寸断、水道・電気の停止、そして電波がつながらない…
日常生活においても電波が届かないだけで心細くなってしまう現代、災害時に通信手段が途絶えれば大きな絶望感につながることは想像に難くありません。
「圏外」がなくなる、「つながらない」がなくなるというこの新サービスを、ぜひ多くの人に知ってほしいとのお話でした。
ドローンは、災害時において人間が立ち入ることが困難な場所でも活動することができます。
実際に、KDDIのドローンは能登半島地震の被災地でその力を発揮しているそうです。
今回のドローンショーが、復興への願いを込めて同じ石川県の金沢で開催されたことにも、深い意味があると言えるでしょう。
「空が見えればどこでもつながる」という革新的な新サービス。
華やかなドローンショーとそこに込められた想いに、技術の進歩と、被災地の復興への強い願いを感じることができました。
夜空に浮かんだQRコードから、このサービスの詳細を見ることができます。ぜひ読み込んでみてください。