金沢市中央卸売市場の夜空を彩ったドローンショー!「金沢食文化月間2025」
えっ?市場でドローンショー?
ドローンショーといえば広々とした野外のイメージでしたが、こんな街なかでもできるとは驚きです!
「金沢食文化月間」の最後の週末に、金沢市中央卸売市場で開催されたドローンショーをご紹介します。
目次
市場で初開催!秋の夜空に500機の光が描く金沢の食文化
金沢市中央卸売市場の夜
2025年10月25日、土曜日。
小雨が降り、肌寒さを感じる夜でした。
そんな中開催されたのが、金沢市中央卸売市場の夜空を舞台にしたドローンショー。
偶然にも同日、金沢城公園では「金沢マラソン2025 応援ドローンショー」も予定されていました。
市場内の広いスペースに、これから夜空へ飛び立つドローンが整然と並べられているのが見えます。
市場の夜空に浮かび上がるアート
19時、いよいよドローンが飛び立ちました。
カラフルな色で光りながら高度を上げていくのを、わくわくしながら見守ります。
まず現れたのは「やさい・くだもの消費促進協議会」のマスコットキャラクターです。
野菜の妖精「青たろう」と、果実の妖精「果りん」。(帰ってから、調べました!)
カニとイカのキャラクター。描かれるだけではなく、手をふる動きもついています。
愛嬌があってかわいいですね。
金沢市のマークと文字。今回のドローンショーは金沢市が後援しているそうです。
「金沢食文化月間2025」夜空に光る金沢の食
このドローンショーは、10月の「金沢食文化月間2025」の最終週末を飾る特別な企画。
秋の夜空に次々と、金沢の食がうつしだされていきます。
五郎島金時。ほくほくで、おいしいですよね。
甘エビ。ぷりぷりと動いて、活きの良さが伝わるようです。
ブリ。お刺身も照り焼きも、いいですよね。
加賀れんこん。金沢の郷土料理「はす蒸し」、好きです。
このほかにも、お寿司、和菓子、落雁(らくがん)、日本酒など、金沢のおいしいものたちが次々と夜空に描かれていきました。
「さあ、金沢のおいしい秋へ」文字もきれいに読めます。
そしてこのQRコードは、スマホでちゃんと読み込めるんです。
ぜひこの写真にスマホをかざしてみてください!
そして実際に読み込んだ先のサイトを見ると…
なんと、このサイトのイラストがモチーフになっていたんですね。
比べてみると、再現力の高さに驚きます。
金沢市中央卸売市場は来年60周年
会場となったこの金沢市中央卸売市場は、来年60周年を迎えるそう。
市場祭りの開催も予定されています。どんなイベントになるのか、来年が楽しみですね。
「to be continued」
次への期待を感じさせながら、金沢市中央卸売市場のドローンショーは幕を閉じました。
大きな夜空に浮かび上がる光のアートは何度見ても「すごい…!」と感心してしまいます。
次は何が出てくるかな?と楽しみながら見ていると、15分はあっという間でした。
ちなみにこのショーの終了直後、一気に雨が強まり始めました。
間一髪で無事に最後まで見届けられたことに感謝です。
さらに、会場から遠く離れた向こうの夜空には、金沢城公園で行われていた「金沢マラソン2025 応援ドローンショー」の光も見えました。
同時に2つのドローンショーを鑑賞できるという、ラッキーな夜となりました。
ドローンショーの主催は地元企業!
この素晴らしいドローンショーを主催したのは、株式会社ドローンショー・ジャパンさん。
金沢を拠点に、日本各地で大規模なドローンショーを手がけておられます。
広報担当の赤井さんにお話をうかがうと、今回のような市場での開催は初の試みだそうで、「金沢食文化月間2025」を石川のドローンショーの会社でできることはないかと、食の中心である市場でドローンショーを企画されたとのこと。
こんな場所でもドローンショーができるなんて、すごいですね。
今回のドローンショーに使用したドローンは500機。
17種類の絵柄を、最大幅100メートル、最高150メートルの範囲で描き出しました。
金沢市や、金沢市中央卸売市場の協力を得て、今回の開催にこぎつけたといいます。
金沢の豊かな食文化の魅力を伝える「金沢食文化月間2025」の締めくくりの週末にふさわしい、楽しいドローンショーでした。
ちなみにこのドローンショー、石川県庁19階展望ロビーからもきれいに見えたそうです。

(写真提供:株式会社ドローンショー・ジャパン)
このあとしばらくは金沢でのドローンショーは予定されていないそうですが、ドローンショー・ジャパンさんの今後の活躍に期待しつつ、また次回、金沢の夜空が光に彩られる日を楽しみに待ちましょう!







