
本江町|オモニの笑顔に包まれる、本場の味と特別な韓国時間「韓式焼肉 宮 GUNG(クン)」
金沢市本江町にある「韓式焼肉 宮 GUNG(クン)」さんは、本場韓国の食材と技で仕上げた、心まで温まる本格韓国料理のお店です。
そして、この店の魅力を語るうえで欠かせないのが“オモニ”の存在。
韓国語で“お母さん”を意味するオモニは、まるで家族のようにお客さんに寄り添ってくれる温かい存在です。
韓国から取り寄せた家具や瓦に囲まれた店内に、オモニの明るい声と笑顔が加わることで「本場韓国の食卓」にいるような時間が流れます。
料理、空間、人。
そのすべてが揃った「韓式焼肉 宮GUNG」さんだからこそ味わえる、心も体も満たされるひとときをご紹介します。
目次
本江町で楽しむ、本格韓国焼肉と多彩な1品料理「韓式焼肉 宮 GUNG(クン)」
『まるで韓国!』本江町で味わう“オモニ”の韓国料理
金沢市立高岡中学校のすぐ向かいにある「韓式焼肉 宮 GUNG(クン)」さんは、2018年5月にオープンした本格韓国料理店。
まめだ大通りの入江交差点からすぐの場所にあり、バス停「本江町」から徒歩2分とアクセスしやすい立地です。
店舗前と横には、約15台分の駐車スペースを完備しているため、車での来店も安心。
趣ある韓国の瓦やタイルが目印。
これは時代劇ドラマ『トンイ』や『チャングム』で使われたものと同じデザインを、韓国から取り寄せたものだそうです。
オモニとは…韓国語で「お母さん」という意味。ここでは、オーナーのことを「オモニ」と呼んでいます。
オモニの温かな声に迎えられて

お店の扉を開けると、まず耳に届くのは名物オモニの明るい声と温かな笑顔。
まるで韓国の家族の一員になったかのような、ほっとする空気に包まれます。
※木曜日はお店が営業していても、オモニはお休みなのでご注意ください。
店名の「韓式焼肉 宮 GUNG(クン)」は、王宮の「宮」に由来。
王様をもてなすように、訪れるお客様を心から迎えたい。
そんな思いが込められています。
2018年5月にオープンしたこの店は、オーナーが「故郷の味を届けたい」という一心で始めました。
韓国の有名な書道家が残した言葉があります。
「最高の会食とは豆腐やキュウリ、生姜、ナムルが並び、夫婦や子、孫までが集う時間」
この言葉に共感し、その思想を形にしたのが「韓式焼肉 宮 GUNG(クン)」です。

金沢にいながらも、本場・韓国の時間が流れる店内で。
料理と空間、そしてオモニとのあたたかなやり取りを通して、心まで満たされるおもてなしを体感できるのが、魅力的です!
心と体に響く「本場の味」へのこだわり
「韓式焼肉 宮 GUNG(クン)」さんが大切にしているのは、料理の基本ともいえるシンプルな信念。
「熱いものは熱く、冷たいものは冷たく」を徹底し、食べる瞬間の1番おいしい状態で提供することを心がけています。
さらに、味の要となる キムチ類やタレはすべて自家製。
●白菜キムチ 440円(税込)

(写真提供:韓式焼肉 宮GUNG)
白菜は季節によって水分量が変わるため、職人が産地を厳選して仕入れ、1つひとつ丁寧に手作業で仕込まれています。
また、キムチ作りに欠かせない塩辛も独自の製法で仕上げており、ほかでは味わえない深い旨みを実現しています。

素材選びから仕込みまで行き届いた細やかな気遣い。
ここでしか出会えない「本場の味」を存分に楽しむことができます。
看板メニュー「王カルビ」韓式焼肉の醍醐味
看板メニュー「王カルビ」「宮カルビ」「サムギョプサル(豚バラ肉)」にはお店の想いがギュッとつまっています。
中でも「韓式焼肉 宮 GUNG(クン)」さんを訪れたら、まず味わってほしいのが名物の「王カルビ」です。
●王(ワン)カルビ 1,595円(税込)
国産牛を使った「王カルビ」は、霜降りでありながらも脂っこさは控えめなのが魅力。
ついついお箸が止まらなくなります。笑
また、自家製の漬け込みダレでじっくり味を染み込ませており、噛むたびにやわらかさと旨みが口いっぱいに広がります。
自家製の2種類ダレ『これこそが韓式焼肉の醍醐味』

左:野菜ダレ、右:煮込みダレ

当店のタレはすべて自家製です。
一般的な焼肉屋では、お肉をタレにつけて食べますが、当店の韓式焼肉はここが大きく違います。
焼いたお肉を「煮込みダレ」や「野菜ダレ」と一緒に食べるのが、韓式焼肉ならではの醍醐味です。

私は毎回「王カルビ」を注文します!
「煮込みダレ」にはニンニクと青唐辛子が入っていて、食欲をそそる香りと刺激的な辛みがたまりません。
青唐辛子が苦手な人でも楽しめる辛さです。(青唐辛子好きはお肉と一緒に食べるのがおすすめ!)
一方、「野菜ダレ」はさっぱり食べられるので女性に大人気。
私の友人たちからも好評でした。
多彩な1品メニューと、韓国旅行気分が味わえるコース料理
「韓式焼肉 宮 GUNG(クン)」さんでは、焼肉だけでなく多彩な1品料理も楽しめます。
特に注目は、カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)やヤンニョムケジャン(ワタリガニの唐辛子味噌漬け)です。
●カンジャンケジャン 5,280円(税込)
※カンジャンケジャン・ヤンニョムケジャンは前日までに、注文予約をする必要があります。
ワタリガニは韓国・釜山から直輸入。
仕上げの味付けは日本で行われており、本場の風味を活かしつつ、日本での食べやすい味付けに仕上がっています。

生臭みは一切なく、青唐辛子のピリッとした辛みがクセになる絶妙な味わい。
ご飯との相性も抜群で、カニ好きの私の母も「おいしい!」と夢中で食べるほど。
「初めて食べるカンジャンケジャンがここで良かった!」と心から思いました。
さらに、オモニはワタリガニをさばくだけでなく、食べ方のコツやおすすめの食べ方まで教えてくれるのが素敵でした。
注目の新作キムチチゲ
●キムチチゲ 715円(税込)

新たに戦力と加わった韓国からの職人が作る本場のキムチチゲ。
キムチチゲは素朴に見えるチゲ(鍋料理)かもしれませんが、奥が深いチゲなんです!

石窯の容器でグツグツと音を立てて登場。
キムチの酸味、味噌の深み、豚肉の甘味が絶妙で。
思わず「次回も頼もう」とこの日決めました。笑
女性に大人気「嬪(ビン)コース」全10品
●嬪(ビン)コース 4,400円/人(税込)

※写真は過去のメニューのため、現在の内容とは一部異なります。 (写真提供:韓式焼肉 宮 GUNG)
「嬪コース」は全10品でボリューム満点。
王カルビやタン塩、チヂミ、トッポギ(餅の甘辛煮)など、人気メニューがバランスよく揃っています。
食べ進めるごとに「まるで韓国旅行をしているかのよう」な気分が味わえる、女性に大人気のコースです。

このほかにも多彩なコースメニューが揃っているので、ぜひチェックしてみてください。
次なる挑戦と、お客様と過ごす韓国時間
今後「新しく挑戦したいこと」と「お客様とのつながりで大切にしていること」を伺いました。

ひとつは、本格的な「韓定食(コース料理)」。
もうひとつは、韓国地方の名物料理にも注目しており、釜山の「テジクッパ(豚骨スープおじや)」や忠清道の「マッククス(韓国そば)」などの郷土料理の提供を考えています。
お客様と過ごす韓国時間

サムギョプサルは、テーブルでの調理を通して「どうやって食べたら美味しいか」をお客様とコミュケーションをとりながら提供しています。
また、「宮 GUNG」といえば名物オモニ。
韓国語まじりの会話がさらに韓国を体感できるようになってます。

サムギョプサルだけでなく、焼肉やカンジャンケジャンなどをオモニが調理してくれることも。
私自身、オモニとの会話にいつも癒されています。
料理だけでなく、人との温かなつながりもまた「韓式焼肉 宮GUNG(クン)」さんが愛される理由のひとつだと感じました。
心まで満たすおもてなし「韓式焼肉 宮 GUNG」
「韓式焼肉 宮 GUNG(クン)」さんを訪れると、心を温めてくれるのは料理だけではありません。
名物オモニが、韓国語まじりの明るい声と笑顔で迎えてくれます。
料理にオモニとの会話が加わることで、まるで韓国の家族の食卓に招かれたような、特別なひとときを過ごせるのが「宮 GUNG」さんならではの魅力です。
「マニマニドゥル オセヨ〜♡」
(たくさん来てね〜!)
※木曜日はお店が営業していても、オモニはお休みなのでご注意ください。
この言葉には、オモニの想いがぎゅっと込められています。
料理、空間、そして人とのつながり。
そのすべてが「韓式焼肉 宮GUNG(クン)」さんを訪れる楽しみとなります。

韓国の味、韓国の空間、そしてオモニの笑顔。
ここでしか出会えないひとときを、ぜひ体感してください。
INFORMATION
店名:
韓式焼肉 宮GUNG(クン)
住所:
石川県金沢市本江町1番21号
(駐車場15台)
電話番号:
050-5485-7151
営業時間:
ランチ:11:00〜14:00(L.O.13:30)
ディナー:17:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日:
火曜日
※火曜日以外の休業日あり(Instagramやぐるなびサイトに定休日案内あり)
※木曜日はお店が営業していても、オモニはお休みなのでご注意ください。
一人当たりの予算:
¥1,600~¥6,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。