高岡町｜金沢の隠れ家で味わう南国気分の贅沢ランチタイム「Studio Cafe by D’s Kitchen（スタジオカフェ ディーズキッチン）」

ひとくちで広がる、アジアンリゾートの味わい「Studio Cafe by D's Kitchen（スタジオカフェ ディーズキッチン）」

南国気分あふれる隠れ家カフェ

金沢市高岡町の住宅街の一角に、ひっそりと佇む「Studio Cafe by D’s Kitchen（スタジオカフェ ディーズキッチン）」。お店のちょうど目の前には玉川図書館があります。

北鉄バス「南町・尾山神社」「武蔵ヶ辻・近江町市場」のバス停から徒歩5分。駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。

知らなければ通り過ぎてしまいそうな隠れ家のような佇まいです。

可愛い看板がお出迎えしてくれました。

扉を開けた瞬間、ふんわりと流れる南国の音楽に迎えられ、まるで旅先のリゾートに迷い込んだかのような感覚に包まれます。外の喧騒とは一線を画すような非日常の空気が漂い、訪れる人の心をすっと軽くしてくれる不思議な空間です。

優しい雰囲気で居心地の良い店内

店内に足を踏み入れると、ウッド調のインテリアや、丁寧に飾られたアジアン雑貨が目に飛び込んできます。観葉植物が優しく空間を彩り、まるで森の中のカフェにいるような心地よさ。

明るすぎず落ち着きすぎず、自然光がやわらかく差し込む店内は、思わず長居してしまいそうになるほどのリラックス感です。

テーブルの間隔も広く、ひとり時間を楽しみたい人にも、友人とのおしゃべりを楽しみたい人にもぴったりの居心地の良さがあります。

感動！ふわふわジャスミンライスのランチ

今回私が選んだのは、看板メニューの「シンガポール ローバック・ライス」。シンガポールの伝統的な家庭料理です。丁寧に炊き上げられたふわふわのジャスミンライスと、じっくり煮込まれた柔らかい豚肉の相性が抜群。

●シンガポール ローバック・ライス 1,100円（税込）

コラーゲンたっぷりのお肉はとても柔らかくて骨まで食べられます。しっとりとジューシーで、口の中でとろけるよう。

様々な香辛料やパクチーの清涼感が加わり、口の中に複雑で豊かな香りがふわっと広がります。ひとくちごとに味の表情が変わる、まさに“旅するようなランチ”です。豚肉のほか、肉厚な椎茸や煮卵、豆腐、漬物などもひと皿で楽しめて、心も身体も満たされるバランスのよいプレートです。

丁寧で温かな接客

「Studio Cafe by D’s Kitchen（スタジオカフェ ディーズキッチン）」が特に印象深いのは、店主ダイアナさんの穏やかで丁寧な接客です。初めての方でも安心できるよう、料理の内容や食材について1つひとつ丁寧に説明してくださいます。

ダイアナさんはシンガポール出身。来日後に訪れた金沢で、四季折々の新鮮な食材と、地元の人々の温かさに心を惹かれたそうです。「この街で、自分のルーツの味を伝えるカフェを開きたい」との想いから、この場所に店を構えることを決めました。異国の香りと金沢の恵みが出会ったこのカフェは、店主さんの人生と土地の魅力が交わって生まれた、まさに特別な場所です。

「パクチーは香りが強いので、苦手な方は抜くこともできますよ」といった細やかな気配りや、「ご飯の量は調整できますので、お気軽にお声かけください」といった優しい声かけに、ダイアナさんの思いやりと真心がにじみ出ています。料理に込められた愛情だけでなく、おもてなしの心でも満たされる、そんな温かさにあふれたカフェです。

五感で楽しむ癒しのランチ体験

このカフェの魅力は、味や見た目だけでなく「五感」で楽しめるところにあります。香ばしいジャスミンライスの香り、南国の音楽、鮮やかな料理の色合い、やさしい照明と空気感。すべてが合わさって、まるで旅をしているかのような癒しの時間を演出してくれます。

さらに、食後には「アイスローズコーヒー」という珍しいドリンクをいただきました。コーヒーの香ばしさにほんのりとローズが重なる、どこかオリエンタルで上品な味わい。インドなどでよく飲まれているコーヒーなのだそうです。ほっと一息つけるこの1杯が、ランチの締めくくりをさらに優雅なものにしてくれます。

●アイスローズコーヒー 600円（税込）ランチタイムはセット料金で350円 

日々の忙しさをふと忘れたいときや、頑張った自分へのご褒美に。

そんなときに訪れてほしい、「自分に還る場所」がここにあります。

まるで異国を旅しているかのように、心も体もやさしく解きほぐしてくれる癒しの空間。

南国気分を味わいたい日に、ぜひ足を運んでみてください。

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