武蔵ヶ辻| 日本酒とナチュラルワインを、酒肴でたしなむ。 大人のための隠れ家居酒屋「酒肴 夕凪(しゅこう ゆうなぎ)」
武蔵ヶ辻エリアに2024年10月、新たな名店が誕生しました。「酒肴 夕凪(しゅこう ゆうなぎ)」さんは、店名の通り、酒と肴をゆっくりと嗜むための空間。古民家を改修した趣ある佇まいの中で、80種以上の日本酒やナチュラルワインと、手仕事にこだわり抜いた料理が待っています。店主の多加健太郎さんが紡ぎ出すのは、気取らないけれど確かな技術が光る、お酒好きのためのひととき。夕暮れ時、この扉を開けば、そこには特別な夜が待っているはず。
目次
お酒好き必見!金沢・武蔵ヶ辻エリアで出会う、手仕事が光る隠れ家的居酒屋 「酒肴 夕凪(しゅこう ゆうなぎ)」
武蔵ヶ辻で出会う、手仕事が光る隠れ家的居酒屋
武蔵ヶ辻エリアの路地に佇む古民家を改修した建物は、夕暮れ時から夜にかけて、少しずつ存在感を見せ始めます。控えめに掲げられた「酒肴」の文字が、訪れる人の期待感を静かに高めていきます。


北鉄バス「南町・尾山神社」「武蔵ヶ辻・近江町市場」のバス停から徒歩5分。駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。

店内は明るすぎず、暗すぎず。大人が落ち着ける絶妙な空間設計がなされています。1階にはカウンター10席と個室4名席を配置。個室には店主の叔母様の花嫁のれんが飾られ、華やかで美しいアクセントになっています。1人でも、ペアでも使いやすく、県外からのお客様をもてなすのにもピッタリ。2階は最大18名まで対応できる座敷になっており、大人数の宴会にも対応可能です。


こだわりの肴と豊富なお酒に心が躍る
●ビンビール サッポロ 赤星 850円(税込)
いざ開宴。カウンターに座り、まずはのどを潤します。
お酒飲みに愛される名品は、程よい苦みとすっきりした後味が心地いい。
●お通し 柳鰆の南蛮漬け
続いて、お通しの柳鰆の南蛮漬け。酸味と甘みのバランスが絶妙。
粒ぞろいのグランドメニューと季節のおすすめを見渡しながら、期待感が高まっていきます。




新鮮な地物の海鮮と自家製ポテトサラダがおすすめ
●本日のお刺身盛り合わせ (2名分) 1,800円〜(税込)※写真は1名分
まず注文したのが、石川県産の魚介を中心とした「本日のお刺身盛り合わせ」です。この日は、氷見産のブリをはじめ、アオリイカ、ひらめの昆布締め、石鯛、目鯛の炙り、柳鰆の炙りと、豪華なラインナップ!
どれも鮮度と熟成のバランスが絶妙で、ひとくちごとに強い旨味が広がります。特にお気に入りはアオリイカ。ねっとりとした食感と、噛むほどにあふれる甘みがたまりません! 添えられたすだちを絞れば、爽やかな香りが甘みを一層引き立ててくれます。お通しの「柳鰆の南蛮漬け」の絶妙な酸味で高まった期待を、見事に超えてくれる1皿です。
●ポテトサラダ(〆サバスモーク入り/自家製ラー油がけ) (2名分) 800円(税込)※写真は1名分
「酒肴 夕凪」さんのおすすめ料理の1つが、ポテトサラダ(〆サバスモーク入り/自家製ラー油がけ)。ゴロっとした甘みの強いジャガイモに、サバのスモーク。上には半熟ゆで卵がどしっと盛られていて、季節の野菜としてヤーコンも添えられているから贅沢。
崩しながら自分で仕上げていくスタイルが何とも楽しい。上にかかった自家製ラー油がスパイシー!食べる箇所によって食感も香りも異なり、どんどん食べ進めたくなります。ラー油の中身は、にんにく、ねぎ、しょうが、八角、七味、クミン、コリアンダー、陳皮、天然の赤山椒、へしこ。これらのおかげで、複雑な旨味が口いっぱいに広がるのです。
80種以上の日本酒から、肴に合わせてベストな1杯を
「酒肴 夕凪」さんには、店主の趣味も相まって80種以上の日本酒がストックされています。肴や気分に合わせて、店主がお酒をおすすめしてくれるので、気軽に声をかけてみてください。
●日本酒 竹雀 山廃純米(岐阜県:大塚酒造) 半合 600円(税込)
この日いただいたのは、岐阜県大塚酒造の「竹雀(山廃純米)」を常温で。山廃仕込み特有のしっかりした酸味と骨太な旨味、抜群のキレを感じつつ、メロンのようなフルーティーさも楽しめます。料理との相性を考えながら選んでくれる店主のセンスに、ただただ酔いしれます。
●あん肝ポン酢(2名分) 1,000円(税込) ※写真は1名分
本日のおすすめから、あん肝ポン酢をチョイス。甘みと旨味が濃厚で、臭みもありません。付け合わせのみょうががアクセントとなり、さっぱりと楽しむこともできます。酒泥棒とはこいつのことですね。
ナチュラルワインとジビエが酒飲みをうならせる
●赤ワイン ONE POCKET(南アフリカ:アフリカンブラザーズ)グラス 1,000円〜(税込)
「酒肴 夕凪」さんで取り扱っているワインは全てナチュラルワイン。ここからもお酒へのこだわりを感じられます。今回いただいた、南アフリカ・アフリカンブラザーズの「ONE POCKET」は、赤ワインらしい中重口。軽やかな口当たり。イチゴやベリーなどのジャムのような風味があり、タンニンも控えめです。
●猪のチャーシュー(2名分) 1,400円(税込)※写真は1名分
このワインに合わせたのは、まず猪のチャーシュー(この日は腕肉)。店主の地元羽咋市から仕入れた60kg級の猪の腕肉で仕込まれたもの。野性味を存分に味わえる1品ながら、特有の臭みなどは全く感じません。しっかりした歯ごたえで、複雑な旨味が口いっぱいに広がります。金柑の甘さが良い感じにマッチしています。
●あい鴨ロース わらの香り(2名分) 1,100円(税込)※写真は1名分
続いて、あい鴨ロース わらの香りをオーダー。岩手県産のあい鴨のロースを藁焼きした1品です。あい鴨はハンガリーなどの海外産が主流ですが、ここでは国産品がいただけます。鴨肉の脂が温められてとろけ、香ばしさと相まって非常に濃厚な味わい。タスマニア産の大粒マスタードとの相性も抜群で、このマスタードだけでもワインが進みます。赤ワインとのマリアージュが最高!
最後のひとくちまで多幸感!小麦の香り豊かな「自家製手打ちまぜそば」
●鰤(ぶり)と茗荷(みょうが)のなめろう(2名分) 1,400円(税込)※写真は1名分
〆の料理に向けて、いったん箸休め。ぶりとみょうがのなめろうは、自家製みそ、ねぎ、氷見産のぶり、みょうがとシンプルな1品です。にんにくなしでこのパンチ感には驚かされます。 ぶりも敢えてタタキ過ぎておらず、ごろっとしていて食感が楽しい。添えられた海苔に巻いて食べたら、もう優勝です。
●焼酎ハイボール(山椒) 750円(税込)
焼酎ハイボール(山椒)で、口の中をリセット。スッキリの中に、山椒のピリッとした味わいと豊かな香りを感じます。
●自家製手打ちまぜそば 1,000円(税込)
1人宴の締めくくりを飾るのは、なんと自家製の手打ち麺で作られたまぜそば! 「ゆきちから」という小麦粉に全卵を合わせた太麺は、モチモチとしていて食べ応え抜群です。
自家製ラー油のスパイシーさ、肉みその甘み、そしてみょうがのフレッシュさが、力強い太麺にガッツリと絡み合います。途中で頂上の卵黄を割れば、一気に濃厚でマイルドな味わいに変化! 最後まで飽きることなく楽しめる、まさに「酒肴 夕凪」さんならではのフィナーレにふさわしい逸品でした。
※料理のお値段は1皿2名分の価格表記です。
写真は1皿1名分でオーダーしたものを掲載しております。
「おひとり様で来店される方はお気軽にご相談ください!」とのことです。
名店で磨いた技を、夕凪のような穏やかな空間で
武蔵ヶ辻エリアに2024年10月オープンした「酒肴 夕凪(しゅこう ゆうなぎ)」さん。
お店のこだわりは、豊富なお酒の種類と手仕事にこだわった料理の数々。味噌やラー油など、調味料も既製品ではなく、選び抜かれた石川県内を中心とした地物素材に一手間をかけたものが多いのも特徴です。
「酒屋彌三郎(さかややさぶろう)」さんや「玉響(たまゆら)」さんで修行を積まれた店主・多加健太郎(たが けんたろう)さんは、和食を基本としながらも、肩ひじを張らず、気軽に食事ができる居酒屋というスタイルを選ばれました。

「店名の『夕凪』は、母親の実元でもある羽咋市の浜辺から夕日が海へ沈んでいく様にインスピレーションを受けて名付けました。お酒の肴を落ち着いて召し上がっていただきたい、という思いを込めています」

「酒肴 夕凪」さんは、店名の通り、お酒と肴を心ゆくまで、そして穏やかに楽しめる素晴らしいお店でした。調味料ひとつから手仕事にこだわり、石川の豊かな素材を活かす店主の姿勢が、料理の端々から伝わってきます。落ち着いた雰囲気ながらも気取っておらず、店主の多加さんの温かいおもてなしが心地よいところも魅力。金沢の夜、美味しいお酒と丁寧な手仕事が施された料理に癒やされたいときは、ぜひ「酒肴 夕凪」さんの暖簾をくぐってみてください。
INFORMATION
店名:
酒肴 夕凪
住所:
石川県金沢市西町3番丁15−1
(駐車場なし・近隣にコインパーキングあり)
電話番号:
076-200-9713
営業時間:
17:30〜23:00
定休日:
日曜日
一人当たりの予算:
¥7,000~8,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。







