八日市出町|進化し続ける老舗の味!旬の海鮮丼と美酒を堪能できる「竹の家」

八日市出町|進化し続ける老舗の味!旬の海鮮丼と美酒を堪能できる「竹の家」

昼も夜もにぎわいを見せる老舗定食屋「竹の家」。

旬のネタが贅沢に盛られた海鮮丼や、ここならではの創作メニューが豊富にラインナップしています。

広々とした新館も加わり、食事もお酒も楽しめる空間へとますます魅力的に進化する人気店をご紹介します。

昼はバラエティ豊かな丼、夜は選りすぐりの日本酒と肴。旬の味覚を楽しめる「竹の家」

広々とした新館オープンでさらに魅力的に

「竹の家」があるのは、金沢市八日市出町。

西南部交差点からほど近く、JA金沢市押野支店のお向かいです。

約40年前にオープンし、この場所で長く愛され続けている定食屋さん。

駐車場は第2駐車場を合わせて約20台分とたっぷりありますよ。

2025年2月には、これまでの店舗の隣になんと新館がオープン!

木の格子が印象的な、和の美しさを感じる店構えです。

広々とした店内は、和モダンな雰囲気。

石と木をイメージしたという空間は、スタイリッシュでありながら心安らぐ空間です。

12席分あるという長ーいカウンターが圧巻!

能登ヒバを使った、自慢の特注カウンターです。


木の風合いをそのまま活かしてあって、節の感じもかっこいい!

食べる前からテンションが上がっちゃいます。


ゆったりとグループで利用できる、テーブル席もありますよ。

 

80種類以上の丼が勢揃い!店主の遊び心が生み出す数々の人気メニュー

「竹の家」と言えば海鮮丼!

まずチェックしたいのが、壁に貼られた手書きのメニューです。

甘海老にかんぱち、ふぐの白子など、旬の海鮮を使った海鮮丼がズラリと並びます。

丼に握り寿司がついたセットもあって、どれにしようか悩んでしまいますよね~。

海鮮以外のメニューもかなり豊富。

うどんや焼きそばなどのお手頃価格のメニューがいろいろあって、ここでしか食べられない、斬新な組み合わせの丼や遊び心あふれる創作丼も。

丼だけで約60種類!それに加えて海鮮丼が20種類もあるんですよ。

定食メニューもいっぱい!

毎日通っても飽きないバラエティ豊かなラインナップが魅力です。

父の店を受け継ぎ、2代目として腕をふるうのは、店主の後(うしろ)さんです。

とにかく食べることと作ることが大好きだという後さん。

出前がメインだった当初、どうやったら店に足を運んでもらえるか模索する中で、どんどん新たなメニューが生まれていったのだとか。

約7年前からは、旬の味覚を存分に堪能してほしいと特に海鮮丼に力を入れるように。

店主自ら市場へ足を運び、その時に1番美味しい素材を見極め、仕入れによってその日のメニューを決めます。

「これとこれを組み合わせたら美味しいかも!」「こんなメニューがあればうれしいよね?」と、どうすればお客様に喜んでもらえるか想像しながら考えているのだそう。

 

映えも味も大満足!ここでしか味わえない創作丼を実食

●いくらとサーモンの親子丼 2,200円(税込)※価格は訪問時のもの。仕入れにより変動します

サーモンに目がない私がセレクトしたのは、サーモンにいくらが散りばめられた贅沢な親子丼。

つやつやで見るからに美味しそうです!

なめらかな食感のサーモンは、脂のりが良く口の中にふわりと旨味と甘みが広がります。

塩気のあるいくらと合わせて食べると最高♡

「竹の家」の海鮮丼にはすべて卵黄がトッピングされているのが特徴。

卵を割ってからめて食べると、まろやかさがプラスされます。

味変できて最後まで食べ飽きず、ごはんも卵かけごはんのようにするすると入っていっちゃう!

箸が止まらなくて、あっという間にペロリでした(笑)

 

●とろけるパイカの旨辛丼 1,000円(税込)

そして、日本一の“辛くてウマい”料理を決める大会「KARA-1グランプリ」の2018年に京都で開催された大会で優勝したこの丼も必食!

「パイカ」とは豚の軟骨のことで、時間をかけて圧力鍋でじっくり煮込むことで、ゼラチン質が柔らかくなり、骨まで食べられるほどになるんです。

それを特製だれに漬け込んで焼き上げ、たっぷりとごはんにトッピング。

ほちゃほちゃのパイカが、まさにとろける~♡

コクのあるタレは後味にじわっと心地よい辛さを感じ、自家製ラー油の刺激もピリッときいてて、クセになります。

私は辛いものが得意ではないのですが、美味しくいただけました!辛さは辛口・激辛・神辛の3段階が選べるのでより刺激的な味がお好みなら挑戦してみるのもありかも?

軟骨がこんなに柔らかく!と、衝撃の美味しさ。これはぜひ一度食べてほしいですね。

 

●河豚白子海鮮丼 2,200円(税込)※価格は訪問時のもの。仕入れにより変動します

(写真提供:竹の家)

そのほか、今の時期のおすすめは、旬のふぐの白子を使った炙り丼。

ほんのり焦げ目がついた香ばしさと、クリーミーで濃厚な味わいがたまりません!

 

●海鮮山盛りなだれ丼 2,000円(税込)※価格は訪問時のもの。仕入れにより変動します

(写真提供:竹の家)

エンタメ要素たっぷりの人気メニューが、こちらのなだれ丼。

彩り鮮やかな海鮮が包まれたフィルムを、食べる直前に引っぱってなだれを起こさせて、いただきます。

思わず動画におさめたくなる楽しくて美味しい丼です!

 

日本酒愛溢れる店主厳選!夜はこだわりの肴と美酒に酔いしれて

さらに夜の居酒屋メニューにも注目です。

今回新館をオープンしたのは、日本酒をこよなく愛する店主の後さんが、旨い酒と肴で楽しい時間を過ごしてほしいという想いから。

これまでにコレクションした日本酒のラベルが新館の壁一面に貼られていて、その日本酒愛が伝わってきます。

暇さえあれば全国の酒蔵に足を運んでいるという後さん。

日本酒マニアがうなる、かなりレアなラインナップが揃っています。

中でも小松の酒蔵・加越の「加賀ノ月 KEG DRAFT」は、県内では「竹の家」でしか飲めないという、希少でスペシャルな銘柄。

瓶詰め日本酒と異なり、しぼりたてを樽に詰めてそのまま運ばれるので、空気に触れる機会が少なく清涼感のあるフレッシュな味わいが楽しめます。

旨い日本酒と相性ぴったりの、魅力的なメニューも充実。

旬の魚を堪能できる刺身や天ぷら、どんどんお酒が進んじゃいそう!

デザートのケーキに至るまで手作りにこだわり、どれも手間暇かけて作っているのだとか。

次回は夜にもおじゃましてみたいですね!

 

進化が止まらない!「竹の家」で新しい味との出会いを

海鮮丼といえばここ、と言われるほどに人気を獲得してきた「竹の家」ですが、「次は居酒屋でも天下を獲りたい。同じことを続けるのは面白くないじゃないですか。どんどん新しいことに挑戦していきたいんです」と、後さん。

いつ来ても旬の味を堪能でき、新しい味に出会える「竹の家」。昼も夜も楽しめる、より魅力的なお店へと進化を続けています!

豊富なメニューに加え明るい接客も魅力。心のこもった料理と共に美味しいひとときを過ごしてみては?

INFORMATION

店名:

竹の家

住所:

石川県金沢市八日市出町27
(駐車約20台)

電話番号:

076-249-5392

営業時間:

昼11:00〜14:30(土日祝〜14:45)
夜17:30〜21:30(日祝〜21:00)

定休日:

月曜、木曜(祝日は営業)

一人当たりの予算:

¥1,000~¥2,500

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
きょうこ

きょうこ

ライター

金沢生まれ金沢育ち。大学は県外へ進学しましたが、改めて金沢の良さに気づきすぐUターン!食べるのが大好きな私にとって、美味しいものがたくさんあるのが1番の魅力です。癒されるカフェや元気になれる定食屋など…わたしの記事がステキなお店と出会えるきっかけになればうれしいです。