本多町|農場直送の彩り野菜ランチプレート「家庭料理と野菜マルシェ 畑の子」

本多町|農場直送の彩り野菜ランチプレート「家庭料理と野菜マルシェ 畑の子」

兼六園や金沢21世紀美術館から徒歩5分、本多町交差点すぐ近くにある「家庭料理と野菜マルシェ 畑の子」さん。
農場直送の旬野菜をメインにした家庭料理ランチプレートは女性を中心に人気を集めています。

オーナーの濱田さんご自身も、女性農業のパイオニア的な存在。
代々受け継がれてきた農家の家庭料理の味と、農業仲間から届く新鮮野菜の魅力をあますことなく1プレートにつめこんで提供しています。

旬野菜のめぐみと農家に伝わる家庭料理のぬくもりランチを味わう「家庭料理と野菜マルシェ 畑の子」

オーナーの野菜愛あふれるお店にわくわくが加速する!

お店の外を見上げると、かわらしい野菜モチーフの笑顔がおでむかえしてくれます。
この看板を眺めながらオープン時間を待っていると和やかな気持ちになりました。オーナーのお孫さんがモデルなのだそうです。

和風古民家のお店。大きなしめ縄に、おごそかな気持ちで緊張しながら入店しました。
1歩足を踏み入れると、野菜や果物、特産品なども並んでおり、「マルシェだ!」と心踊ります。

こちらのショーケースは、日によって並ぶものが変わるので毎回チェックしてしまいます。今日はメロンがひときわ目立っていました。

奥の席はカフェのようなおしゃれ空間。ゆったりじっくり誰かとお話ししたい方にはおすすめの席です。

こちらは横並びのお席。友人同士など、いつもお2人組の方で埋まっている印象。
要予約制のお店なので、必ず事前にお電話して確保されることをおすすめします。いつ行っても満席のことが多く、楽しそうな話し声やランチプレートを美味しそうに召し上がっているお客様の笑顔いっぱいのお店です。

カウンター席。手際よく調理する様子や、お料理が出てくるまでの秘密が直に見られるライブキッチンさながらのお席です。本当に魔法のように、お料理が仕上がっていくので、食べる前から胸が高鳴ります。

 

ランチプレートは日替わりのお楽しみ

「畑の子」さんのランチは、日替わりのランチプレートのみ。その日1番おいしい旬の野菜をふんだんに使ったランチプレートです。

プラス220円(税込)でドリンクをつけることもできます。
ドリンクは、ホットコーヒー、ホットカフェラテ、アイスコーヒー、アイスカフェラテ、ジンジャーエール、オレンジジュース、ジャスミン茶、トウモロコシひげ茶の8種となっています。

 

旬野菜の魅力とオーナーの想いがぎっしりつまったランチプレート、主役は野菜!

●ランチプレート(汁物・小付け付き) 1,980円(税込)

この中には、何種類の野菜がある?!期待を裏切らない野菜たっぷりランチプレートです。
オーナーの濱田さんが、「まず見て楽しんでほしい」と丁寧に盛り付けをして出してくださいます。
その心遣いに、プレゼントをもらったような喜びを毎回感じています。
さっそく、小付けから堪能していきましょう!

小付け3種

まずは、きゅうりとはちくの塩漬。ほんのり梅の味もアクセント。この日も暑い日だったため、真っ先に手がのびました。本当に涼やかでさっぱりした味わいに一瞬で心をもっていかれます。
夏らしい野菜を堪能できる喜びも広がります。

鶏肝・鶏きんかんの生姜甘露煮。鶏きんかんは久しぶりに食べましたが、生姜で丁寧にくさみをとってあるので、上品な甘さと生姜の風味に酔いしれます。

メロンは最後のデザートとしてとっておいて食べました。甘くてこれもまた夏の味を堪能。

お味噌汁

昆布と野菜のお出汁がしみわたる美味しさ。こちらは通年で楽しめます。
外国人観光客の中には、動物性のものを避けて食される方も多いため、かつお出汁などはやめて、こちらに落ち着いたそうです。独自で酒粕と豆乳のあんばいを決めて作っているという、まろやかな味わい。

 

日替わりご飯

本日は枝豆ご飯、ほくほく枝豆とお米のコラボを味わいました。私は、ご飯の上のこの茎わかめとしそ和えも大好きで、「待ってました!」とばかりに食します。
ご飯は、季節や日によって変わるので、そちらもお楽しみに!

これまで、新生姜ご飯、とうもろこしご飯も食べたことがありましたが、枝豆ご飯にもめぐり逢えた幸せをかみしめながらの日でした。
秋にはさつまいもご飯も出る日があるそうで…待ち遠しいです。

 

野菜プレート

お店に行くたび毎回感動しながら、しみじみと味わって食べています。
本日のプレートには、以下が並んでいました。

・裏ごしかぼちゃスープ(定番)
・小松菜の胡麻和え(定番)
・キャロットラペ(定番)
・野菜具沢山茶碗蒸し(中の野菜具材は日替わり)
・スケソウダラの青さフリッター(魚料理・日替わり)
・ライスボールコロッケ(中のライスは日替わり)
・季節野菜数品目サラダ自家製ドレッシングがけ(野菜、ドレッシング日替わり)
・白ナスと豚肉の炒め(肉料理・日替わり)

私は、レストランなどでも裏ごしスープが好きで、テンションが上がる1品。「畑の子」さんのかぼちゃスープは、本当に見事だと思います。
「ちゃんと手作り!」とオーナーの濱田さんが自信をもって出してくださるその味は、やさしく包み込んでくれるような味わい。かかっているのは豆乳クリーム、動物性のものは不使用とのこと。

他、定番だという、小松菜の胡麻和えも絶妙なさじ加減で味付けされているのが分かります。小松菜の美味しさそのものが引き立っている感動を味わいながら食べています。

キャロットラペは、砂糖や甘味を出すものはいっさい使用していないそう。
にんじん本来の甘さが最大限に引き出されているんです!絶対たくさんの方に食べて欲しいと思います。濱田さんはにんじんが大好きだそうで、にんじんへの愛をめいいっぱい感じる逸品!

茶碗蒸しとライスボールコロッケは、「無駄にしたくない!」という想いがあってのメニュー。

捨ててしまいがちな野菜の端や茎を細かく刻んで加えたカラフルな具材の茶碗蒸しは、スプーンですくうたびに色とりどりの野菜たちが顔を出し、見た目にも楽しい1品です。そして、最後の方に器に残る野菜のスープは飲み干していただきたい。うま味の凝縮が半端ないです。

ライスボールは、2升炊きで水分量を間違えてしまったときの失敗から生まれたメニューだそう。
お米を捨てることがどうしてもできず、試行錯誤して衣をつけて揚げてみたことが始まりだといいます。
お客様からの評判が上々で、定番メニューになっていきました。日替わりご飯によって、中身が変わります。
何のライスボールコロッケなのか、その日のお楽しみにしてください!

肉料理と魚料理は、あくまでも野菜の添え付け。けっしてメイン扱いではありません。
でも、コラボしている野菜との相乗効果で、すさまじく美味しい品々となっていますので、ぜひ期待してお店でわくわくしてほしいものです。

本日のお魚フリッターはふわふわあつあつ、衣はサクッと、最高!

お肉も、白なすのとろっとした食感と絶妙に一体化して、新たな「とろける美味しい料理」となっていました。

そして、これこそが目玉という野菜もりもりサラダ。ドレッシングは当然自家製。野菜に合わせて少しずつ変えて作っているそうです。

野菜は、その日によってとれたもので変わります。本日は、緑と黄色のズッキーニ、紫玉ねぎ、ブロッコリー、赤からし菜、レタス、わさび菜、赤大根、紫大根など。「いろいろ混ぜてあるので、その味を楽しんでほしい」とオーナーの濱田さんはおっしゃいます。
トマトは、オリーブオイルとお塩で漬けてあるため、また味わい深くなっていました。

 

料理がより美味しく感じられる、器へのこだわり

使用する器の1つひとつにもこだわりがあり、より料理が美味しく感じられます。
「見た目でまず楽しんでもらいたいから」と、盛り付けや器にこだわるオーナーの濱田さんの意気込みが、カウンター目の前の食器棚からも伝わってきました。
中には、譲り受けた形見の食器もあるそう。「味と想い」を大事に受け継いでいらっしゃることも素敵だと思いました。

 

石川県女性農業家のパイオニア!オーナーの濱田さん

東京で出会った夫とともに羽咋市の農家に移り住んだことが始まりだったと語るオーナーの濱田友紀さん。

農場では、メロンやいちご、お花なども育てていたことから、「作り手の想い」も深く理解しておられます。
だからこそ、「野菜の美味しさ・食べ方や調理法を伝えたい」という気持ちは強く、東京での展示会活動にも積極的に取り組んでこられました。

お家農場「アグリスターオナガ」、「農業女子いしかわ」の活動や「畑の国のアリス」など、女性農業家としてめざましい活躍を重ねてこられた濱田さん。

金沢へは当初、飲食店への卸として野菜を配達に来ていました。
しかし、コロナ禍で、廃棄されていく野菜たちに心を痛め、「なんとかできないだろうか?」と考えるように。そこから、4年前、現在のお店を立ち上げようと決意されました。

扱う野菜は、水耕栽培で丁寧に育てられたもので、県内産を中心とした国産野菜ばかり。ときには珍しい品種や、普段はなかなか出会えない希少な野菜も顔をそろえます。

「手作り料理で、その野菜の持つ力を1番いい形で味わってほしい」と、選定から調理法にまで妥協はありません。
睡眠時間を削りながら、羽咋市から通いでお店をきりもりする日々も乗り越え、今では、予約必須の人気店へ成長しています。

「農業仲間たちが作る旬の野菜を扱う」
「多種多品目の野菜をたくさん味わってもらう」
「野菜を中心とした料理、農家で知った家庭の味も届ける」
それらが絶対にぶれない要、大切にしている想いだということを語ってくださいました。

「畑の子」さんのランチプレートは、オーナー濱田さんの、強い野菜愛と「広めたい・届けたい・楽しんで味わってほしい」という揺るぎない想いが込められたもの。

まさに極上野菜たちのオーケストラのようなランチ。ぜひ、その日ならではの特別な野菜ハーモニーを、あなたの感性で味わって確かめてみませんか?

INFORMATION

店名:

家庭料理と野菜マルシェ 畑の子

住所:

石川県金沢市本多町3丁目10-3
(駐車場なし・近隣にコインパーキングあり)

電話番号:

076-205-6630

営業時間:

ランチを3部制にて営業しております。(要予約)
※冬場は2部制
1部11:20〜12:30
2部12:40〜13:50
3部14:00〜15:10

〈ランチ弁当〉
11:20〜14:30(要予約)
〈夜〉
18:00〜21:00(要予約)

定休日:

月曜日

一人当たりの予算:

¥2,000〜¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
Erica Ohmi

Erica Ohmi

ライター

初めまして。フリーWebライターのErica Ohmiです。 2025年春よりライターとして活動をスタートしました。現在は、地元福井や大好きな金沢、北陸地域を盛り上げることを目指して、取材記事などに積極的に取り組んでいます。