上堤町|熱々・旨辛火鍋と地酒でおとな夜ごはん「能加万菜 万庭(のうかばんざい まんてい)」

上堤町|熱々・旨辛火鍋と地酒でおとな夜ごはん「能加万菜 万庭(のうかばんざい まんてい)」

夏の暑い夜にこそ味わいたい、石川の地酒と旨辛火鍋。
仕事帰りや週末に、ちょっと贅沢なごほうび時間はいかがですか?
三井ガーデンホテル金沢「能加万菜 万庭」では、能登豚や能登牛のしゃぶしゃぶやすき焼き、火鍋とともに、石川の地酒をゆっくり楽しめます。地元の恵みとともに、特別なひとときを。

三井ガーデンホテル金沢の奥に広がる、美味しい庭「能加万菜 万庭」

伝統工芸が彩る、金沢の美食隠れ家レストラン

北鉄バス「南町・尾山神社」バス停から徒歩2分。三井ガーデンホテル金沢1Fにあるのが「能加万菜 万庭(のうかばんざい まんてい)」さんです。

駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングがあります。近江町市場や尾山神社、金沢城公園などからも徒歩圏内。

ホテルがオープンした2019年に営業開始し、お客様に愛されながらときを刻んできたダイニングレストランです。

「能加万菜 万庭」さんが大切にしていることは、地元農家・造り手の方々へのリスペクトの想い。それを要として、使う食器ひとつひとつ、食材すべてにもその想いが貫かれています。

石川の伝統工芸が彩る洗練された空間。

食器から内装まで、地元作家さんの作品が光ります。

店名「万庭(まんてい)」は、加賀百万石・百万石通りの『万』と、ホテル名「三井ガーデン」の『庭』に由来しています。

四季のうつろいが感じられる美しい庭を望む特等席で、景色を眺めながらゆったりとした大人の夜を過ごすことができますよ。

 

お得に楽しめるハッピーアワー

時間に余裕があるなら、ハッピーアワーの早めの時間帯を狙ってみるのもおすすめ。
毎日16:00〜19:00に実施されていて、1ドリンクずつお得な価格で楽しめます。(※年末年始などは変更の可能性あり。事前にご確認を。)

●生ビール 550円(ハッピーアワー価格|税込) 通常は800円 (税込)この日は、少しずつ日が落ちていく庭の景色を眺めながら、まずはビールで乾杯。

箸袋のロゴに刻まれた「能加」の文字もさりげなく素敵なデザインです。箸置きのガラス工芸品も地元作家さんの手作りだとか。

 

“能登牛×能登豚”の贅沢しゃぶしゃぶメニュー

「能加万菜 万庭」さんの1番人気は「しゃぶしゃぶ|能登牛と能登豚のハーフ&ハーフコース」。お客様からも感動や絶賛の声が届くそうです。

今回は辛さを求め、あえて「火鍋」をチョイス。「能登豚コース」に、さらにホタテとラム肉を追加しました。

 

心もお腹も満たされる能登・加賀の美味

●火鍋 能登豚コース 4,840円(税・サービス料込み)

コース内容は、前菜3種、メインのお肉、お野菜盛り、氷見うどん又はラーメン、デザートとなっています。

●前菜3種左:もずく酢/中央:鯛の揚げびたし/右:鶏肉のグリル

この日は暑かったので、さっぱりとした前菜とビールで涼やかになりました。特に鯛がほわっとした口あたりでさわやかな1品でした。

●火鍋

スープは自家製の麻辣(マーラー)スープと鶏白湯(とりぱいたん)。2つの味を楽しむことができます。お好みに合わせて、山椒と豆板醤で味変も可能です。

能登豚は1枚ごとに食べごたえがあり、評判がよいのも納得。とてつもない美味しさです。
ピリ辛な麻辣スープと、コク旨な鶏白湯。全く違う2つの味を交互に楽しめる幸せ!

彩り豊かな加賀野菜。お鍋に入れると、滋味あふれるやさしい味がプラスされていきました。

●上:ラム肉(1人前追加)2,420円(税・サービス料込み)
●下:ホタテ(2個追加)968円(税・サービス料込み)追加オーダーのラム肉とホタテ。

ホタテは、旨みがじわじわと溶け出して深みのある味わいになり、ラム肉はクセがなく、後味も軽やかで、いくらでも食べられそうでした。

●ラーメンしめには、氷見うどんかラーメンが選ぶことができます。この日の私はラーメンでした。お出汁がよくしみて、辛さも調整でき、スープも2種類で堪能しました!自分好みの味調整を楽しめるのが良かったです。
氷見うどんは、細麺ながらもコシが強く美味しいそうです。次回はこちらで味わってみたいです。

●デザートしめのデザート。温かい加賀棒茶の香ばしさが、アイスの甘みを引き立てて心地よい相乗効果です。九谷焼の器の絵柄も素敵で、最後の最後まで幸せの余韻が続いていました。

 

地酒の飲み比べ!選べる3種で地酒の魅力を満喫

「能加万菜 万庭」さんでは、能登・加賀それぞれの地酒も楽しむことができます。今回は地酒の飲み比べセットを注文しました。

 

●飲み比べセット 1,100円(税込) 「手取川」以外から日本酒メニューの3種を選べます。白山市の銘酒「菊姫(鶴の里)」。山廃仕込みならではのどっしりとした旨みとコクが特徴の純米酒。力強いのにまろやか、じんわりと甘みが広がり、後口にはほのかな渋みとキレを感じました。

能登町の数馬酒造が手がける「竹葉」。能登の水、米、風土、自然そのままの恵みを醸造に生かした純米酒。すっきりとした甘みが心地よく、口あたりはやわらかで何杯でも飲みたくなる味わいでした。

中能登、鳥屋酒造の純米酒「池月」。地元産米を使った、素朴で地酒らしい味わいの純米酒。甘みはほんのり、少しずつ染み入ってくるような美味しさでした。

日本酒をさらに美味しくさせたのが、山中漆器のおちょこ。薄くて軽く、なめらかな仕上がりの美しさに惚れ惚れしました。

 

能登・加賀の食文化を味わう、丁寧な1皿と真心の時間

「能加万菜 万庭」さんでは、能登・加賀の食材はもちろん、調味料も珠洲塩や大野醤油など地元の味にこだわっています。

「加賀と能登の培ってきた食文化を、大切なお客様ひとりひとりへ一期一会の料理でおもてなししたい」

店長の金﨑さんをはじめ調理スタッフの皆さんも、この想いを大切にしておられるそうです。

そして、伝統工芸品。九谷焼、山中漆器、ガラス工芸など、器をも味方につけて最高の仕上がりにもっていく。その素晴らしさを、食事のたびに感じとることができます。

調理スタッフの道畑さん

前菜の仕込み準備のひとコマ

調理スタッフの道畑さん

美しくなめらかな包丁さばきで鯛を1枚ずつ丁寧に切り分け中。無駄のない動きで仕上げていく様子に見惚れてしまいます。

美しくなめらかな包丁さばきで鯛を1枚ずつ丁寧に切り分け中。無駄のない動きで仕上げていく様子に見惚れてしまいます。

店長の金﨑さん

「万庭」というレストランの「要」のおひとりは、まさにこの方

店長の金﨑さん

今回インタビューにご協力くださったのは、店長の金﨑さん。
私が来店し、食事を楽しんでいた夜も、店内の中央でそっと様子を見守ってくださっていました。
お仕事中の細やかな気配りも、インタビューでの誠実なお話ぶりも、とても印象的です。

今回インタビューにご協力くださったのは、店長の金﨑さん。
私が来店し、食事を楽しんでいた夜も、店内の中央でそっと様子を見守ってくださっていました。
お仕事中の細やかな気配りも、インタビューでの誠実なお話ぶりも、とても印象的です。

金沢のまちなかで出会う、心にそっと寄り添うひととき。
地元の恵みと丁寧な手仕事・おもてなしが織りなす料理が、日常の忙しさを忘れさせてくれます。

このやさしい時間が、また明日からの力になりますように。
ぜひ、何度も足を運んで欲しいお店です。

INFORMATION

店名:

能加万菜 万庭

住所:

石川県金沢市上堤町1-22 三井ガーデンホテル金沢1階
(駐車場なし・近隣にコインパーキングあり)

電話番号:

076-260-4129

営業時間:

朝食 7:00~10:30(最終入店 10:00)
夕食 17:00〜23:00(最終入店 22:00)

定休日:

なし

一人当たりの予算:

¥5,000〜¥7,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
Erica Ohmi

Erica Ohmi

ライター

初めまして。フリーWebライターのErica Ohmiです。 2025年春よりライターとして活動をスタートしました。現在は、地元福井や大好きな金沢、北陸地域を盛り上げることを目指して、取材記事などに積極的に取り組んでいます。