金沢で楽しむローカル鉄道! 浅野川線&石川線、100年以上愛され続ける北陸鉄道の魅力
「浅電(あさでん)」が大好きです!
北陸鉄道浅野川線は、2025年でなんと100周年。
そしてもうひとつの石川線は110周年を迎えました。
地元で長く愛され続ける鉄道の魅力を再発見しに行きましょう!
目次
地下駅から海へ。街から山へ。浅野川線と石川線の乗り比べを楽しもう♪
地下駅から海へ!わくわくがいっぱいの浅野川線
金沢駅東口。鼓門ともてなしドームの足元に、地下へ向かう階段があります。
ここを下ると、浅野川線の起点、北鉄金沢駅に到着。
まるで都会の地下鉄のような気分を味わえる地下駅です。
この浅野川線、地元では「浅電(あさでん)」の愛称で親しまれています。
●土日祝限定1日フリーエコきっぷ 浅野川線 500円(こども250円)
浅野川線の電車が1日乗り放題になる切符。往復するだけでも通常料金よりかなりお得です。
土日祝日に楽しむならこれがおすすめ。
さまざまな施設の入場料が割引になる特典もついています。
通常の切符は券売機で買えますが、お得な1日フリーエコきっぷは窓口で。
駅員さんと会話を交わしながら買うのも、ローカル線ならではの楽しみです。
沿線の途中から乗りたい方はデジタル乗車券がおすすめ。スマホから購入できるのが便利ですね。
車両は、2020年に導入された元東京メトロの03系。
ベビーカーや車椅子でも乗れるので安心です。
平日は通学・通勤で混み合いますが、休日はのんびりとした雰囲気。
さあ、いよいよ発車。
束の間の地下鉄気分を味わいます。
すぐに地上に出るので、あとは車窓の景色を眺めながら過ごせます。
浅野川線5つめの駅は、割出駅。
ここはなんと、日本全国の駅名を50音順に並べた時に1番最後になる駅なんですよ。
途中の駅では、電車を見に来た小さな子どもたちの姿も。
「でんしゃ」と喜ぶ子どもたちに運転士さんが手を振る、心温まる風景も見られます。
沿線の子どもたちにとって、「あさでん」はきっと初めての電車。
優しい運転士さんたちの存在は、かけがえのない思い出になることでしょう。
粟ヶ崎駅の手前からは、速度をゆっくり落として川を渡ります。
大きな川の上を走る姿は、まさに絵になる風景です。
約17分で、終点の内灘駅に到着。駅前には観光案内所もあります。
同じ電車に乗ってきていた女の子たちは、地図を片手に楽しそうにおしゃべりをしながら歩いていきました。
内灘をまわるなら「内灘まち歩きクーポン」(1,200円)がお得。
地元に住んでいても、観光気分で訪れてみると楽しいかもしれませんね。
街から白山麓へ!旅情あふれる石川線
浅野川線が海へ向かうのに対し、石川線は街から白山麓へと向かう路線です。
石川線は、野町駅からスタート。ロータリーもあって立派な駅です。
●土日祝限定1日フリーエコきっぷ 石川線 600円(こども300円)
石川線の電車が1日乗り放題になる切符。沿線の途中から乗りたい方はデジタル乗車券がおすすめです。
また、両路線を1日で満喫したい方には「鉄道全線(石川線・浅野川線)1日フリー乗車券」(1,100円)もあります。土日祝日に限らず、いつでも使えるのがいいですね。
週末の車内にはお出かけをする人たちの楽しそうなおしゃべりの声が聞こえていました。
発車後まもなく、新西金沢駅ではIRいしかわ鉄道の西金沢駅と接続。
電車は住宅地の中の狭い線路を、器用にカーブを曲がりながら進みます。
額住宅前駅では、対向列車とすれ違う風景を眺めることができました。
しばらくすると車窓からの眺めは、田んぼが広がるのどかな景色へ。
心地よい電車の揺れとともに、ゆったりとした時間の流れを感じられます。
約30分の乗車で、鶴来駅に到着。
歴史を感じさせる駅舎はレトロな魅力があります。
顔はめパネルも楽しそう。
駅から出ると山が近くに見え、山のふもとへ来たことを実感します。
駅舎内には、北陸鉄道の歴史を物語る展示が。
冬は除雪に大活躍する、電気機関車も見えました!
鶴来をまわるなら「鶴来まち歩きクーポン」(1,200円)もお得です。
2025年はダブル周年イヤー!「推し駅総選挙」の結果は?
2025年、浅野川線は100周年、石川線は110周年を迎えました。
大正時代から親しまれているなんて、すごいですね!
この特別な年を祝うため、さまざまな記念事業が行われています。
まずは電車に注目!
両路線の電車には、今だけの記念ヘッドマークが付けられています。


さらに、周年記念イベントのひとつとして、「推し駅総選挙」が行われました。
気になる結果はこちらです!
1位 鶴来駅(石川線)
2位 内灘駅(浅野川線)
3位 北鉄金沢駅(浅野川線)
4位 粟ヶ崎駅(浅野川線)
5位 割出駅(浅野川線)6位 野町駅(石川線)・三ツ屋駅(浅野川線)
8位 額住宅前駅(石川線)
9位 新西金沢駅(石川線)
10位 小柳駅(石川線)
3位までの駅には、熱い「推しコメント」が張り出されていました。



1つひとつのコメントを読むと、このローカル線がどれだけ深く地元に愛されているかが実感できますね。
そんな人々の思いを乗せて、今日も北陸鉄道の電車は走り続けています。
地域に愛され、暮らしを支える北陸鉄道
沿線住民にとって、北陸鉄道は単なる移動手段ではありません。
中学生の職業体験受け入れや地元のお祭りへの参加などで、親しみやすく身近な存在。
特に浅野川線は、冬の大雪の時は本当に頼りになるんです。
積雪で車が動けない時も、運休知らずの浅電! 何度助けられたことでしょうか。
鉄道部次長・埴田さんはこう語ります。
「『安全はわれらの第一使命 人の命の尊さを深く心に刻み 無事故の努力を誓います』
安全を最優先に考えて、公共交通として地域に愛される企業を目指しております」
北陸鉄道の皆さんの安全への強い想いと、地域に尽くす姿勢が、この鉄道を支えているんですね。
鉄道の魅力を満喫できるイベントも
毎年5月には浅野川線内灘駅構内で「ほくてつあさでんまつり」が、10月には石川線鶴来駅構内で「ほくてつ電車まつり」が開催されます。
レアな展示や体験、グッズ販売など、鉄道ファンなら見逃せない企画が盛りだくさん。
さらに10月の土日・祝日は「鉄道線こども無料キャンペーン」で、小学生は浅野川線、石川線ともに無料で乗車できます。
ぜひ家族で、地元のローカル鉄道の魅力を満喫してみてはいかがでしょうか。
「ほくてつハイキング」も楽しそう♪
北陸鉄道が企画する「ほくてつハイキング」は、石川県の歴史や自然を肌で感じながら、健康的に楽しめるウォーキングイベントです。
予約も参加費も不要で、誰でも気軽に始められるのが大きな魅力。「ほくてつハイキングナビ」を使い、スタート地点からゴールを目指して歩きます。
2~3時間で歩けるコースで、隠れた名所や風景を満喫。協賛店舗では、アプリ画面提示で割引やサービスが受けられます。
これはぜひ参加してみたいですね!
地元でちょっとした電車旅を
マイカーが主流の金沢。普段の移動はほぼ車、という人も多いでしょう。
そんな中でも、電車の旅は日常とは違う景色と出会える特別な時間です。
地元に住んでいるからこそ、愛すべきローカル線の旅情を体験してみませんか?
INFORMATION
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。







