
武蔵町|スパイス香る本格カレーとやさしさに出会う場所「ナンナイチャ」
金沢スカイビルの地下飲食店街にオープンした「ナンナイチャ」は、無添加&グルテンフリーにこだわる本格インドカレー専門店。
富山弁の店名に、オーナーの熱い想いが込められています。
目次
「毎日でも食べたい」想いがカタチに。スパイスとやさしさがあふれる「ナンナイチャ」
アクセス抜群!金沢スカイビルの地下飲食店街「CORONA ROAD」へ
金沢市の中心部、武蔵町にある商業施設「金沢エムザ」。その地下に広がる飲食店街「CORONA ROAD(コロナロード)」に、2025年春、新たなカレー専門店がオープンしました。その名も「ナンナイチャ」。アクセスは非常に便利で、バスや車で香林坊に訪れた際にはすぐ立ち寄れる立地です。
目印はオレンジと白の看板!親しみある外観とユニークな店名
地下街に足を踏み入れると、ひときわ目を惹くオレンジと白の看板。口ひげのあるキャラクターが描かれたインパクトのあるロゴに、つい足を止めたくなる愛嬌があります。
お店の前に懐かしい公衆電話を見つけて、思わず笑顔になりました。
落ち着いた内装と安心の券売機スタイル
店内に入ると、スパイスの香りがふわりと鼻をくすぐり、一気に食欲が刺激されます。
券売機が入口横にあり、食券を購入してから席に着くスタイルです。
木を基調とした温かみのある内装に、どこか昔懐かしいレトロな雰囲気も漂い、落ち着いた空間が広がります。テーブル席の他にカウンター席もあるので、おひとりさまでも利用しやすいですね。
グルテンフリーで楽しむ、彩り豊かな本格カレープレート
メニューの主役は、「赤・黒・黄」の3種から選べるタンドリーチキンプレート(各1,800円〜)。すべてのプレートには、スパイシーなタンドリーチキン、選べるカレー(10種類から)、減農薬米のライス、彩り豊かなスチーム野菜、サラダが付き、ボリュームも栄養バランスもばっちりです。
カレーの種類は、バターチキン・キーマ・マトン・サグチキン・豆カレーなど充実のラインナップ。辛さは好みに応じて調整可能で、プラス料金でカレーの追加や大盛りにも対応。グルテンフリーを徹底しているため、ナンの提供はなく、代わりにライスで楽しむスタイルです。
●バターチキンカレー 1,350円(税込)
私が選んだのは、バターチキンカレーのプレート。やさしい甘みの中に、トマトの酸味とスパイスの奥深さが溶け合う絶妙な味わいです。クリーミーなルーにジューシーな鶏肉がよく絡み、ひとくちごとに幸せが広がります。ライスはふっくらと炊き上がっており、スパイスの香りを引き立てる名脇役。添えられた野菜も季節によって内容が変わり、旬を感じられるのも魅力です。
厨房で腕を振るうのは、インド出身のラジュさん。香り高いスパイス料理を丁寧に作り上げ、ひと皿ごとにこだわりが感じられます。接客も丁寧で、辛さの相談やおすすめにも親身に対応してくれます。
ラジュさんの穏やかな笑顔が、お店の温かい空気そのものです。
カレー愛あふれるオーナーと職人技の料理人の想い
そして、この店を立ち上げたのは富山出身のオーナー・中居さん。実はオーナー自身がカレーをこよなく愛し、「毎日でも食べたい」と思うほどだそう。だからこそ、自分が毎日食べても安心なカレーをつくりたいという想いから、無添加・グルテンフリーの食材にこだわるようになったのです。
「食べた人が元気になってくれたら嬉しい。」そんな中居さんの想いが、1皿1皿にしっかりと込められています。看板のユニークなネーミングも、「ナンがない」という事実と、富山弁の「なんないちゃ(=どうしようもない/〜じゃないか)」をかけ合わせた、地元愛あふれる遊び心が詰まっています。
本格インドカレーの香りと、オーナーのまごころ、そしてラジュさんの料理の腕が重なり合ってできた「ナンナイチャ」。香林坊の地下で、スパイスとやさしさに出会える場所が、今日も静かにカレーを炊き上げています。
ひとくちごとに心と体がほぐれていく、そんなあたたかさに包まれながら、自分のペースでくつろげるひとときを。ここには、また食べたくなる理由があります。
本格スパイスとやさしさが溶け合う「ナンナイチャ」。グルテンフリーとは思えない満足感と、まごころが込められた1皿が心と体をやさしく満たしてくれます。あなたもぜひ足を運んでみてください。
INFORMATION
店名:
ナンナイチャ
住所:
石川県金沢市武蔵町15ー1
金沢スカイビルA棟 地下1F CORONA ROAD
電話番号:
050-8881-4962
営業時間:
11:30〜20:00(L.O 19:30)
定休日:
日曜日
一人当たりの予算:
¥1,000~¥2,000
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