長町|武家屋敷跡「野村家」の庭園を眺める贅沢時間。甘味処「茶菓工房たろう 鬼川店」
金沢市長町、風情ある武家屋敷跡の一角にたたずむ「茶菓工房たろう 鬼川店(さかこうぼうたろう おにかわてん)」さん。ミシュラン2つ星の名園「野村家」の庭を望みながら、上質な和菓子を味わえる甘味処です。観光の合間に、心ほどけるひとときを過ごしてみませんか。
目次
歴史と甘味に浸る、長町の甘い贅沢。「茶菓工房たろう 鬼川店」
歴史ある武家屋敷跡にたたずむ甘味処
「茶菓工房たろう 鬼川店」さんは、金沢市長町の石畳や小路が残る武家屋敷跡エリアにあります。

歴史ある街並みに溶け込むようにたたずむ店舗は、観光客だけでなく地元の人々にも親しまれています。

すぐ隣には、武家屋敷跡の中で唯一一般公開されている「野村家」があり、立ち寄りスポットとしても2倍楽しむことができます。

駐車場(5台)も完備されており、美味しい和菓子を食べてから「野村家」へ行くことも可能です。
実際に訪れた際も、県内外や海外からのお客様で賑わっていました。

和とモダンが融合した空間と多彩なお土産

店内に1歩足を踏み入れると、和の趣とモダンなデザインが融合した上品な空間が広がっています。

色とりどりの和傘が飾られ、非日常感を演出しています。

人気商品の「たろうのようかん」や「はなことたろう」。

入口横のショーケースには魅力的な和菓子がずらりと並び、思わず目移りしてしまいます。
伝統の上品さを感じさせつつも、現代的な感性を掛け合わせたデザインばかりです。
見た目も美しい琥珀糖「もりの音」や、きなこ玉の干菓子「地の香」。
スタンダードな「ひとくちきんつば」「しかくいもなか」。
ピーナツ餡のどら焼き「おひるねピーどら」。
「五郎島スイート」「米粉ショコラ」などの焼き菓子も。
「季節の上生菓子」もありました。
また、和柄の雑貨や小物も並び、自分へのご褒美やお土産にも最適です。


ミシュラン2つ星の庭園を眺める甘味処で贅沢なひととき
鬼川店の魅力の1つが、甘味処スペースです。

隣接する「野村家」さんの庭園の一部を眺めながら、ゆったりと和菓子を楽しめます。

この庭園は、2009年のミシュランガイドで2つ星を獲得した名園。四季折々の美しさを感じながら過ごす時間は、まさに特別です!
●抹茶ぜんざい 950円(税込)
今回いただいた「抹茶ぜんざい」は、白玉入りのぜんざいに、点てた抹茶をそのままかけるという珍しい1品です。

濃厚でとろみのある抹茶と、つるりとした白玉の相性は抜群。
さらに、能登大納言小豆を使用した粒の大きな小豆は、ふっくらとした食感と上品な甘さが特徴です。
「能登が誇る、大粒で風味がよい大納言小豆」
奥能登地方独特の気候風土に恵まれた、能登大納言小豆は、全国に数ある大納言小豆の中でも粒の大きさと宝石のような鮮やかな赤い色が特長の小豆です。
県内の和菓子屋さんからは、大粒の豆をそのまま生かせ、皮が柔らかで風味がよいと高く評価され、高級和菓子の材料として珍重されています。
ほうじ茶とともに味わえば、より一層美味しさが引き立ちます。

まるで時がゆっくり流れるかのような、贅沢な時間を堪能できました。
人気商品をテイクアウトで楽しむ
テイクアウト商品も充実しています。

その中で人気の「はなことたろう」を試食させていただき、とても美味しかったので「もりの音 プチテトラ」と共に家族へのお土産にしました。

●はなことたろう(5個入) 1,080円(税込)
チョコレート風味のようかんと抹茶カステラの2層仕立てで、まるで生チョコのような口どけ。
中に入ったアーモンドの食感がアクセントとなり、甘さは控えめです。
幅広い層に支持されているのも納得です。
●もりの音 プチテトラ(6個入) 216円(税込)
見た目がとても美しい琥珀糖です。
外はさくりと軽く、中はやわらかな食感で、上品な甘さです。
店長・永島さんに聞く「茶菓工房たろう 鬼川店」の想いと魅力
店長・永島さんがお店で特に大切にしていること。

それは「訪れたお客様に楽しい思い出を作っていただきたい」という想いと、観光客だけでなく地元の方にも「また来たい」と思ってもらえる接客を心がけていることだそうです。

店名の「たろう」は社長のお名前に由来しており、その名を付けた「たろうのようかん」は看板商品です。
特にチョコレート味は、小豆とチョコレートを組み合わせた独自の1品で、「たろうといえばチョコようかん」と言われるほど高い人気を誇ります。

「たろうのようかん」は、20周年のタイミングでリニューアルされました。
現在は、和風のもの(つぶあん、加賀棒茶味など)5種類、洋風のもの(チョコレート、ロイヤルミルクティー味など)5種類の計10種類が定番商品として販売されています。

また、チョコようかんと抹茶カステラの2層仕立ての「はなことたろう」も人気。
抹茶が苦手な方やアレルギーが気になる方には試食も用意されており、実際に味を確かめてから購入を決める方も多いそうです。
甘さが控えめなことから、どちらの商品も海外からの観光客にも好評です。
甘味処から眺める庭園は、春のつつじ、秋の紅葉、冬の雪吊りなど、四季折々の風景を楽しめます。この眺めを目的に訪れるリピーターも多いそう。

「現在、つつじは満開を迎えています」と永島さん。
本来は5月が見頃ですが、今年は暑さの影響で例年より早く開花したそうです。
「訪れたタイミングがちょうど良かったですね」と微笑む永島さんの言葉に、思わず笑みがこぼれました。
庭園には、樹齢400年の山桃の木をはじめ、つつじやダブノキ、白い鈴のような花をつける馬酔木(あせび)などが見られます。
永島さんは、庭に興味を持たれたお客様からの質問をきっかけに、野村家の方に教わりながら知識を深めていったそうです。
上品で丁寧な接客が印象的な永島さんは、お話も楽しく、魅力的な方でした。
長町で感じる武家屋敷の風情と和菓子の時間
歴史ある武家屋敷跡の風情と、上質な和菓子を同時に楽しめる「茶菓工房たろう 鬼川店」さん。

散策や休憩の合間に立ち寄り、庭園を眺めながら過ごす時間は格別です。
長町を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

INFORMATION
店名:
茶菓工房たろう 鬼川店(甘味処)
住所:
金沢市長町1丁目3番32号
(駐車場5台)
電話番号:
076-223-2838
営業時間:
8:45〜17:30
一人当たりの予算:
~¥1,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。







