
八日市出町|気分はパリ旅行♪無添加パンが並ぶ「BOULANGERIE RENCONTRE(ブーランジェリー ランコントル)」
スーパーの帰り道、とあるお店に一目惚れしました。
まるでフランス・パリの街角のようなお洒落な外観…雑貨屋?洋菓子店?
調べてみたら、まさかのパン屋でした。
「買い物疲れたし、甘いパンが食べたいな」
パンのふんわりとした香りに誘われて、入店。
そう、この日から私はトリコになってしまったのです…♡
目次
職人の丁寧な手仕事による、こだわり素材の無添加パンが並ぶお店「BOULANGERIE RENCONTRE(ブーランジェリー ランコントル)」
フランス語で「出逢い」を意味する「RENCONTRE」
「BOULANGERIE RENCONTRE(ブーランジェリー ランコントル)」さんは、JR西金沢駅から徒歩16分、北陸鉄道バス「西南部小学校前」徒歩4分。
アルビス西南部店さんのおとなりで、お店の前に駐車場があるため、車での訪問が便利です。

オーナーの桶川さんは、金沢生まれ金沢育ち。10年間大手チェーンのパン屋から個人店までさまざまなパン屋で修業を重ねた後、2003年に「RENCONTRE」をオープンしました。
お店を出すことができたのも、修行時代を含めてパンを通してさまざまな人との「出逢い」が合ったおかげ。その想いを込めて、「RENCONTRE」と名付けたそうです!
金沢の街角に、パリの空気をまとうお店
お店の外観は、まるでパリの街角にあるパン屋さん。
重厚感漂う真紅のドアと、金色の取っ手のコントラストが魅力的です。
午後12時に伺った際、お店の外までパンの甘くふんわりとした香りが漂っており、思わず笑みをこぼしながら入店…!
店内はゆったりとした曲が流れ、ヨーロッパのアンティーク風モザイクタイルが張られた壁が特徴的な空間。
プライスカードには日本語で書かれたパンの名前の上にフランス語の記載もあり、パンの香りに包まれた店内では、まるでパリのパン屋でお買い物をしているかのようなひとときを堪能できます。
「あれも食べたい、これも食べたい」種類豊富なパンがずらり
ガーリックトーストやベーコンエピといったハード系のパンから、ブリオッシュやクイニーアマンなど甘いパンまで。
いろんな種類のパンがずらりと並び、思わずあれも!これも!と買ってしまいそう…
プライスカードにはパンの紹介も記載されているため、初めて見る名前のパンでも、お好みのパンを選んで購入できます◎
また、入り口の左手には焼成スケジュールが書かれています。
ご希望のパンが焼きあがる時間がわかるので、焼き立てのパンを買うことができるチャンス!
ひとくち食べた瞬間、ひろがる贅沢
悩みに悩んだ挙句、購入したのはこちらの3品!
プレートにのせると華やかで、どのパンからいただくか迷ってしまいます…
朝食やランチ、おやつの時間が特別な時間になること間違いなしです。
●鶏肉とキノコのキッシュ(4分の1カット) 432円(税込)
写真のとおり、タルト生地から溢れんばかりのぷるっぷるな卵。
チーズの香ばしさとキノコの香りが口いっぱいに広がって、ひとくちいただいた瞬間思わず、
んーーー!!!とうなってしまいました。
玉ねぎのシャキシャキ感と甘みも加わり、心もおなかも大満足の1品。
タルト生地もさすが「RANCONTRE」さんの職人の手。
サクサク、ホロホロな生地は、噛めば噛むほど旨みを感じます。
食べるところによって、トマトや鶏もも肉などさまざまな具材が味わえるため、ひとくちごとに違った味を楽しめました!
●左:カヌレ・ド・ボルド(ハーフサイズ) 216円(税込)
●右:タルト アルドネーズ 270円(税込)
カヌレ・ド・ボルド(左)は、フランスのパン屋では定番の商品。
むっちりとした食感の中には、クリームがぎっしり詰まっており、バニラの風味とクリームの上品な甘みが醸し出す、贅沢な味わい…♡
タルト アルドネーズ(右)は、ひとくちいただいた瞬間、
なんだこれは?!食べたことない味だ…!
カスタードクリームにリンゴとラムレーズン、そしてサワークリームを加えたなんともリッチなクリーム。りんごとラムレーズンの組み合わせは新鮮で驚きでしたが、相性がぴったりです!
ふわっふわな生地に、ジャリッとした砂糖の食感も楽しく、パンの生地とクリームが口の中でふんわり溶け合う1品。
また食べたい!とクセになる味わいです。
3品のパンのおかげで、家でもまるでパリな、優雅なひとときを堪能しました…♡
保存料・添加物0にこだわったパン作り、知られざる苦悩と想い
オーナーの桶川さんは、フランスパンを初めて食べたときの感動を、お客様の日常生活の中でも味わっていただきたい、そんな想いで23年間パン作りに励んでこられました。
しかし、その過程には様々な苦悩や葛藤があったようです。

桶川さん
一般家庭で手の届かない価格のパンは作らない。でも、パンを構成する4つの素材「小麦・水・酵母・塩」すべてにこだわり、素材本来の味を活かした美味しいパンを提供したい。
「RENCONTRE」さんのパンはフランスの伝統的な製法で作っており、添加物や保存料を使っていないことから、どうしても傷みやすいようで…

桶川さん
流通や利益を考えれば、添加物や保存料を使った方がメリットもあるけれど、本来、小麦粉で作り上げたパンは短い期間でカビも生えるし傷みやすい。
でも、うちのパンは素材本来の味を楽しむことができるし、焼き直せば香りよく、美味しさも復活することができるんですよ。
大手スーパーやコンビニでは当たり前となった添加物や保存料。
それらを使わずに、美味しいパン作りに励む桶川さん。
焼き直しという手をおすすめしてくださりましたが、私はこんな経験が…

フランスパンを温めようとして電子レンジでチンしたら、表面が固くなってしまった!という経験が何度もあります…
こんな経験、ありませんか?
そこで、桶川さんに美味しいフランスパンの焼き直しの方法を、教えていただきました!
[翌朝でも美味しい!トースターを使った、フランスパンの焼き直し方法]
1.パンの表面に水を霧吹きをし、水分を補う。
2.アルミホイルでパンを包み、表面をこげないようにして温める。
3.パンの中を温める。
4.アルミホイルを外し、表面を1~2分パリっと焼き上げる。
これでいつでも、「RENCONTRE」さんの美味しいフランスパンを食べることができます◎
食べた瞬間に広がる素材本来の香り、外はパリっと中はもっちりとした食感は、職人さんの手仕事のおかげで、実現できているのです。
フードロス0への取り組み。おトクに買える方法
毎日生地から手作りで、なるべく同じ大きさや状態が同じパンを提供するために励む中、どうしても違う大きさのものができてしまったり、余ってしまったり…
「従業員に負担はかけさせたくない」
オーナーの桶川さんは、パンを大量に作り、売れずに余らせて廃棄するといったような、従業員の負担になることは避けたいとお話されていました。
そんな想いから、「TABETE(たべて)」というサービスに登録。
「TABETE」では、安全に食べることができるにもかかわらず、売り切れないパンや不揃いのパンなどをお得に買うことができるサービスです。
「RENCONTRE」さんも、1,000円相当のパンをなんと680円で購入できるとのこと!
(種類を選ぶことはできません)
ぜひ、アプリをダウンロードしてチェックしてみてください。
日常生活に、ご褒美を。
パンの香りに包まれた、すてきな空間でパンを買うという体験、そして家についてから袋から取り出し、美味しいパンをいただく瞬間まで。
すべての時間がご褒美になる、そんなパン屋さんだと思います。
お店まで足を運ぶのは難しい…そんな方にうれしいお知らせ。
下記のスーパーにも「RENCONTRE」さんのパンが並んでいますので、お近くの店舗でお買い求めください♪
ドンタク/西南部店 野々市公園前店
カジマート/長坂店 桜田店
あなたの日常に、ご褒美を…!
INFORMATION
店名:
BOULANGERIE RENCONTRE(ブーランジェリーランコントル)
住所:
石川県金沢市八日市出町843番地
(駐車場あり)
電話番号:
076-214-3718
営業時間:
9:00~18:00
定休日:
火曜日
一人当たりの予算:
~¥1,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。