田上|駐車場完備で通いやすい!物語の世界に浸れる「ミステリーカフェ 謎屋珈琲店 金沢杜の里店」
「駐車場がある場所なら、もっと通えるのに」
そんなお客さんの声から生まれたのが、田上にある「ミステリーカフェ 謎屋珈琲店(なぞやコーヒーてん)金沢杜の里店」さんです。
金沢大学にもほど近い学生街に位置し、青い扉が目印のこちらのお店。自家焙煎の本格的な珈琲とともに、クイズや謎解きという、ちょっと特別なエッセンスを添えて迎えてくれます。
「謎解きは難しそう」と身構える必要はありません。美味しい1杯を飲みに立ち寄ったはずが、いつの間にか手元の紙に夢中になってしまう……
そんな、日常が少しだけ物語に変わるような、心地よい「ひらめき」の時間を体験してきました。
目次
日常に「ひらめき」を添える、自家焙煎珈琲とミステリーの融合「ミステリーカフェ 謎屋珈琲店 金沢杜の里店」
駐車場完備で通いやすい!金沢大学近くに誕生した「謎屋珈琲店 金沢杜の里店」

「謎屋珈琲店 金沢杜の里店」さんがあるのは、田上のモスバーガーの向かい側。
駐車場は6台分あります。車で来やすいのは嬉しいポイントです。
金沢大学にも近い学生街なので、授業の前後や休日の気分転換にも寄りやすく、コーヒーを飲みにふらっと立ち寄れる距離感です。
思わず足が止まる「青い扉」と、日常を忘れるレンガ造りの外観

外観はカフェの印象が強く、初めてでも入りやすい雰囲気でした。
壁にはレンガのようなブロックがあしらわれ、入口には青い扉。お店の前にはおすすめメニューや定番メニューが並んでいて、入る前から「今日は何を頼もう」と迷う時間も楽しいです。
勉強やリモートワークにも。自分に合った使い方が見つかる多彩な座席



店内には、4人席が3卓、2人席が4卓、カウンターが6席ほど。さらにソファ席も2つあり、ゆったり過ごせる雰囲気でした。
平日は勉強やテレワークもOKとのことで、Wi-Fiやコンセントも使えるため、学生さんやリモートワークの気分転換にもおすすめのカフェだと思いました。
席のタイプがいくつかあるので、黙々と過ごしたい日にも、みんなで賑やかにおしゃべりしたい日にも、どちらにも寄り添ってくれます。
珈琲を味わい、謎を解く贅沢。物語の世界に没入する「名探偵」のひととき
ここは「コーヒー屋さんが、クイズや謎解きもやっている」お店。ベースにあるのはコーヒーへのこだわりで、自家焙煎の豆を使った1杯を、まずはしっかり楽しめます。

クイズや謎解きは、あくまでおまけとして添えられている位置づけ。でも「今日はカフェとしてゆっくり」「今日は謎解きを目的に」どちらの使い方でも自然に楽しめるように作られているのが、このお店の面白さだと思いました。


この日最初にいただいたのは、期間限定スペシャルティコーヒーであるルワンダの豆を使ったコーヒーと、「黒いトランク」という四角いガトーショコラ。

●ルワンダ スカイヒル コプロカWS 760円(税込)
ひとくちめは、甘味と酸味が一緒にやってきて、まろやかなコクがその間をつないでくれる印象でした。
冷めてくると甘さと酸味がふわっと前に出てくるので、温かいうちに飲むと、よりバランスよく楽しめそうです。
●黒いトランク 740円(税込)
一緒にいただいたスイーツは、しっとりとした生地に濃厚な甘さ。さくっと食べ進められてしまう軽さもあって、ついもうひとくちが続きます。
小説『謎屋珈琲店 21番目の挑戦』にも登場する黒いトランクのイメージと重なって、食べている間ずっと、物語の雰囲気にひたることができました。
生クリームの甘さを足してみたり、ココアと合わせてカカオ感を楽しんでみたり。食べ方の余白があるのも嬉しいところでした。

さらに「お客様への挑戦クイズ」にも挑戦。ネタバレになるので詳細は伏せますが、「ひらめき」が大事になってくるクイズのようなイメージです。
正直、私は途中で分からなくなってしまって、ヒントをいくつかいただきました。店員さんにも2回ほど声をかけてしまったのですが、そのときの距離感がちょうどよいものでした。
「こういう感じで解くイメージですかね?」「これってこういう意味ですかね?」と聞いても、いきなり正解に近い答えを出すのではなく、考える余地を残したままヒントをくれます。
「その解き方は違いますよ」と言ってもらえるだけでも選択肢がすっと狭まって、道が見えてくるような感覚。そこで少しずつ視界が開けていく感じが気持ちよくて、コーヒーを飲みに来たはずなのに、気づけば手元の紙に夢中になっていました。

その後、「今月の真相当てクイズ」にも挑戦。さっきまでのひらめきクイズで要領をつかんだのもあって、こちらは5分ほどで解けました。これは、はまるかもしれない。
県内在住の方は、次回以降に使える100円引きもあるそうです。また寄りたくなりますね。

そして、正解すると飲むことができるのが「名探偵ブレンド」です。
●名探偵ブレンド 590円(税込)
「名探偵ブレンド」は、モカを中心にブレンドしたフルーティーな味わいで、柑橘系のような明るさが印象に残りました。高級豆モカならではの華やかさがあり、頭をいったんリセットするのにちょうどよい味わいでした。
本格的な没入体験も!選べる3つの謎解きスタイル
フード・ドリンクでひと息ついたら、気になる人はクイズや謎解きにも挑戦できます。
グランドメニューの注文についてくる「お客様への挑戦クイズ」以外にも、リドルカフェ/リドルカフェ+/リドルームが用意されていて、こちらは基本的にドリンク代に追加料金を払って楽しむスタイルです。
・リドルカフェ:席で気軽に取り組める謎解き。お客さんだけで完結するスタイル。
・リドルカフェ+:店員さんとの会話も必要になる、お店でしか解けない体験。
・リドルーム:よりしっかり遊びたい人向けの没入型(ルーム型)謎解き。

リドルームは3部屋あるそうで、雰囲気が伝わる写真をいくつか載せておきます。
ふたつの子供部屋からの脱出


理科準備室からの脱出


あの日の教室からの脱出


「あなたしかできない店」を求めて。店主の夢とミステリーが融合した11年の軌跡
「謎屋珈琲店」オーナーの郷司さんはミステリー小説が好きで、将来は作家になりたいと思っていたそう。そして同じくらい、自家焙煎コーヒーにも夢中だったといいます。
社会人として働きながら6年間、小説を書いて応募を続けたものの、受賞には届かず。
そのときに「じゃあ先にカフェをつくろう」と考え、会社を辞めて福井県のコーヒー店で3年間の修業を積んだそうです。
お店を始めるにあたって、事業計画を考える中で言われたのが、「普通のカフェだと勝てない。あなたしかできない店じゃないと」という言葉。
そこで、ミステリーとコーヒーを掛け合わせた「ミステリーカフェ」という形を選びました。
お店を始めたのは11年前。
その後、謎解きが流行り始めた追い風もあり、お店の魅力がより広く届いていくようになりました。
「うちの街にも」という声に応えて。小説『謎屋珈琲店 21番目の挑戦』と楽しむ新しい体験
最初から今のようなストーリー型の謎解きをしていたわけではなく、始まりは黒板に書く「今月のクイズ」のような、ひらめきクイズが中心だったそうです。
謎解きブームの流れの中で、しっかりとしたストーリーがあり、解き進めるほど違和感がつながっていく形式を追加していったという変化がありました。
今後について伺うと、「『うちの街にも謎屋珈琲店があってほしい』という声があれば、その声に応えて、北海道から九州まで日本中にお店を作りたい」と力強く語ってくれた郷司さん。
郷司さんの中では、コーヒーと物語はずっと同じ場所にあるもの。
その延長線上に、次のお店があるのだと思います。

また、2025年10月にはミステリー小説『謎屋珈琲店 21番目の挑戦』を、峰月響介の名で出版されています。舞台は1号店である金沢本店で、店内の空気感や実際のメニューが物語の中に登場する1冊。
この本は、ミステリーとして楽しめるのはもちろん、記事に登場した「クイズ」や「メニュー」、さらにはお店の経営に関する裏話まで、もう一段深く知り、学べる内容になっています。
物語を読み解いたあとにこのお店を訪れると、目の前の1杯やここでの体験が、単なる飲み物以上の「物語の一部」として感じられるはずです。
小説で物語を味わうのもよし、実際に足を運んで自分だけのひらめきを味わってみるのもよし。
ぜひ、自分のペースでこの不思議な空間を楽しんでみてください。
INFORMATION
店名:
ミステリーカフェ 謎屋珈琲店 金沢杜の里店
住所:
石川県金沢市田上さくら3丁目11 VANGUARD HILL 1階
(駐車場6台)
電話番号:
076-254-6760
営業時間:
7:00〜22:00
※日曜日、連休最終日は19:00閉店
定休日:
木曜日
一人当たりの予算:
¥1,000~¥2,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。







